2014年10月17日(金)、タエ アシダ(TAE ASHIDA)が東京・六本木にあるグランドハイアット東京で2015年春夏コレクションを発表。
ファーストルックを飾ったのは、立体的なリボンを自由にあそばせたベージュのジャケットにブラックのパンツを合わせたスタイル。袖や襟元を飾るくるくるとしたリボンが、シャープなコーディネートにフェミニンな要素をプラスした。
やわらかな雰囲気は続き、ドット柄やボーダーを組み合わせたオーガンジーのスカートやふんわりとしたコットンレースワンピース、レースを重ねたワンショルダーワンピースなどランウェイを彩る。パレットは、ホワイト、ベージュ、ブラックの3色。
中盤には、パッと目をひくレオパードやゼブラ柄などのアニマルプリントが登場。インパクトの強いアイテムだが、肩に施したドレープや大きく入ったスリットが、気品あふれるスタイルへと仕上げる。レザーバッグには、キリンのキーチェーンを忍ばせ、遊び心あふれる演出も忘れない。
後半には、グレーのフード付きパーカーやフラワープリントとストライプを組み合わせたタイトワンピースなど、快活な印象のアイテムを展開。バイカラーのピンヒールサンダルや大ぶりなネックレス、ゴールドのバングルなどの小物でアクセントを加え、大人の女性に相応しいスタイルを提案した。
ラストは、箔プリントのレースを部分的に使用した艶やかなデザインや、ピンクの大きなリボンを飾ったもの、さらにはシルクのドレープを花びらのように重ねたブラックドレスなど、華やかドレススタイルを展開。先シーズンも多くのルックが登場したが、今季も全63体がショーで披露され、コレクションを締めくくった。