ミュベール ワーク(MUVEIL WORK)が、2015-16年秋冬コレクションを発表した。テーマは「宇宙船で働く人々(SPACECRAFT WORKER)」。2015年12月に新作公開を控えている、映画『STAR WARS』のスペシャルラインを筆頭に、レトロフューチャーな世界を描き出した。
何と言っても今シーズンは、映画『STAR WARS』のアイテムに注目。YODAやR2-D2、C-3POをモチーフにしたニットは、中でも主役級な一品。一針一針繊細に縫い上げ、キャラクターをリアルに表現した。袖部分にあしらった映画ロゴが、親しみと懐かしさを醸し出す。またレディース、メンズともに展開したロゴTシャツは、ラメ糸や箔プリントを採り入れ、未来的なエッセンスを加えていた。
ミドル丈のミリタリージャケットやパールボタン付きのスタジャン、ダウンとメルトンコートをドッキングしたロングコートなど、幅広いアウターが揃う。さらに、ウールのノーカラーコートやロングテーラードジャケットといった、上品なアイテムを加え、秋冬のオシャレをますます盛り上げる、バリエーション豊かなアイテムが並んだ。
一方でボトムスは、ブランドが得意とするワークテイストを押し出し、ダメージ加工のデニムや、リラックスムード溢れるスウェットパンツが展開。反してスカートは、レースやツイードといったクラシカルな素材、またプリーツ加工やラップ型と異なる仕様を通して、フェミニニティにフォーカスを当てていた。
それらを組み合わせた着こなしは、どれも参考にしたいものばかり。ワンピースからハイネックトップスを覗かせたり。カーディガンとカーディガンまたスカートとスカートなど、同じアイテムを重ねたり。新しい発想から生まれる、斬新なコーディネートが提案された。