1935年(昭和10年)2月、石本他家男が創業。
デサント(DESCENTE)は、日本のスポーツウエアブランド。スキーウエアやスイムウエア、サイクリングウエアなど数多くのスポーツに特化したウエアを開発・販売している。
オルテラインと呼ばれる長年培ったスポーツ分野の経験を様々なシーンで着用できるよう落とし込んだコレクションを展開。デザインは最大限機能性を追求したミニマルなもの。ブランド名の由来は”all”と、地形を表す”terrain”の造語である。このラインのアイテムである、水沢ダウンは2008年の誕生から今なお人々に愛されている。
その他、デサントとオーラリーのデザイナー岩井良太はデサントポーズ(DESCENTE PAUSE)というブランドを展開している。”ポーズ”は英語で”一息つく”という意味。全力ではなく、たまには休憩するように生活を楽しむことをコンセプトとしている。
1935年2月、創業者・石本他家男がデサントの前身である「ツルヤ」を創業。
1960年9月「株式会社デサント」に社名変更。
1969年にダブルニットを開発。以後、1970年代後半までにプロ野球全12球団中、11球団のユニフォームとして採用される。
1973年、裾をブーツの中に入れるインナー式をアウター式に改良したスキーパンツ「デモパン」が大ヒット。
1977年、水着ブランド「アリーナ」の展開を開始。
1979年、ダウンヒルスーツの発売。デサントのダウンヒルスーツがスキーワールドカップで何度も表彰台を飾り、選手たちから"魔法のスーツ"と呼ばれセンセーションを巻き起こす。
1992年、流水抵抗を減らした水着「ストラッシュSR(Super Rectification:超整流)」を発表。バルセロナオリンピックで日本代表選手(男子)に提供。
1998年、新素材「ディンプレックス」を開発。スキーのダウンヒルスーツやジャンプスーツに採用。
2008年、防水性と耐水性に優れた高機能ダウンジャケット「水沢ダウン」を発表。国内でも希少なダウンウェアの一貫生産体制を水沢工場の特殊な技術から誕生。デサントの代表的なアイテムとなる。
2012年、デサントオルテラインを立ち上げる。
2017年4月、株式会社デサントをグローバル本社とする新体制がスタート。
2018年3月、DESCENTE ATHLETIC AMERICAS INC.設立。
2020年6月、新プロジェクト「リ・デサント(RE: DESCENTE)」を始動。“リデュース”“リユース”“リサイクル”の3Rの観点から、サスティナビリティを考慮した同プロジェクトでは、自然由来の素材を最大限に利用する「リ:デサント シード」と、使用後の製品回収によるリサイクル活動を行い、新たなアパレルとして生まれ変わらせる「リ:デサント バース」の2シリーズをユニセックスで展開する。