タイオン(TAION)は、2016年10月に日本でスタート。
タイオン(TAION)は、日本のインナーダウンウェアブランド。ブランド名は潜在的な暖かさを意味し、日本発のイメージを膨らませる“体温”に由来する。クオリティーに対して、圧倒的なコストパフォーマンスによる価値の追求をスローガンとし、高品質で高機能なインナーダウンを幅広く展開している。
元々は生産会社であったことから、良い資材を手配する方法、特にダウンに関しての背景が揃っていたこともあり、色やサイズの豊富な展開と、用途別に様々なインナーダウンをリリースする需要に応じた展開を実現。日本国内のみならず世界への発信へと至っている。
優れた羽毛や資材により、利便性の高いスペックを叶えている。表地は高密度400T以上のタフタに超撥水高密度加工を施したナイロンを使用しているので、撥水だけでなく、汚れもつきにくいのが特徴。表地裏面には、ACコーティング加工、ダウンステッチ糸には高士糸という特殊糸を用いて、羽毛の吹き出しを最小限に抑える工夫も施されている。また羽毛には、軽くて反発力のいい650フィルパワー以上のダウンを使用している。
展開しているメインラインは3つ。
「タイオン ベーシック ライン(TAION BASIC LINE)」は、ブランド設立当初から続く定番アイテムを中心に、利便性の高いミニマムなデザインを展開している。代表作はVネックダウンベストやクルーネックダウンジャケット。9サイズ展開、14色展開という様々な人の需要に応える幅広いラインナップを実現している。
「タイオン シティー ライン(TAION CITY LINE)」は、2019年秋冬シーズンからスタート。都市や街で生活するスタイルをタイオンらしく解釈して展開していくライン。初となる斜め格子キルトを採用しており、ビジネス、フォーマル、通勤・通学などあらゆるシーンを想定したデザインとなっている。
「タイオン マウンテン ライン(TAION MOUNTAIN LINE)」も2019年秋冬シーズンよりスタート。80年代のアウトドアシーンのアイテムをベースに、機能的要素を盛り込でいる。タウンユースとしても機能するシンプルなデザインが多く、インナー・アウターのどちらでも着用可能だ。
2016年10月、インナーダウンベスト2型からスタートし、初年度は約4万枚を売り上げた。
2017年9月、インナーダウンの長袖タイプやキッズサイズの展開を開始。セレクトショップや百貨店などでの取り扱いも増加する。
2018年9月、タイオンによる着脱システムの展開開始。同月には海外での展開もスタートする。
2018年11月、インナーダウンに特化したハイエンドライン「タイオン エクストラ(TAION EXTRA UTILITY PERFORMANCE WEAR TECH)」の発表。タイオンとは別軸のラインとして確立される。
2019年9月、定番中心のラインをベーシックラインとし、新たにシティー ラインとマウンテン ラインを始動。コンセプト別に展開内容を分けて、より身に着ける人の需要に寄り添うアイテム展開を目指す。
■タイオン エクストラ(TAION EXTRA)について
タイオン エクストラ(TAION EXTRA)では、タイオンブランドでは今まで導入が難しかったデザイン、生地、ダウン、機能的要素を使用して、想像する上での最高のインナーダウンを目指すため誕生した。
あくまでもインナーダウンというポジションから、ワードローブを支えるというのが目的。また、機能的側面では、最先端技術をただ導入するだけでなく、人が着用し、着心地の良いものを取り入れることで商品をアップデートしていく。