左)御中礼服 昭憲皇太后着用 明治20年代初め
右)帷子 和宮着用 江戸時代末期
文化学園服飾博物館が、展覧会「エピソード ~服が語るひと・こと・とき~」を、2015年9月25日(金)から11月25日(水)まで開催する。
服は、着る人のアイデンティティーや社会的立場を表現するアイテムでもある。今回の展覧会では博物館所有コレクションの中から、着用者、所有者、使用の機会など由来の分かっているものだけをセレクト。江戸時代後期の武士から、幕末、明治~昭和時代にかけての皇族、政治家、実業家、文化人などの衣服を通し、着用者の人となりや時代の社会的背景を紐解いていく。
どうしてその服を着たのか、どのような状況で着たのか、その服を着ることで何を伝えたかったのか。服を通して、着る人の人生や、生きた時代背景を探る本展は、私たちに着ることの意味を、もう一度問い直してくれるはず。
【開催情報】
エピソード ~服が語るひと・こと・とき~
開催期間:2015年9月25日(金)〜11月25日(水)
場所:文化学園服飾博物館
住所:東京都渋谷区代々木3-22-7 新宿文化クイントビル
開館時間:10:00~16:30
※入館は閉館の30分前まで。
※各展示期間中2回、金曜日に開館時間を延長。(19時まで/入館は18時半まで)
休館日:日曜日・祝日・振替休日・年末年始・夏期休暇・展示替の期間
入館料:一般500円、大学・専門学校・高校生300円、小中学生200円
※20名以上の団体は100円引き、障がい者とその付添者1名は無料。