ヒスイ(HISUI)の2016年春夏コレクションが発表した。死ぬ”Experience and Innocence”をテーマに、死の直前にある無垢な心に注目したワードローブを展開。
軽やかなアイテムに落とし込まれたのは、女性が子供の頃からワクワクするモチーフ。赤いハイヒールや指輪、シャンデリア、花畑、スワロフスキー……。そして、幼児サイズの襟やポケット、袖などの要素もデザインに取り込み、インスピレーションを形にしている。
また、死ぬことを天国に行くことと捉え、白地に夕焼け色の死に装束を作成。にじむ糸を使用した一点物のぼかしプリントは、儚く美しい魅力を放つ。
先々シーズンの生まれる”cocoon"、先シーズンの生きる“high tenshion anid low teshion”に繋がる今シーズンのコレクション。メッセージを確かに持ちながらも、ベーシックなボーダーのカットソーなどのディテールを変化させるなど、デイリーユースを楽しめるウェアを披露した。