デビューから2シーズン目となる2011-12年秋冬コレクションを発表したルヴィオネ(revionnet)。1940年代の寄宿舎をイメージし、戦時下という時代的、宗教的要素を含んだユニフォームの機能美や歴史とともに受けつがれている規律性を、リアルクローズに落とし込んで表現した。
首元にはスカーフが巻かれ、真っ白なワイシャツにベージュのカシミア生地のスカートというスタイリングや、胸元にエンブレムがステッチされたブルーのロングパーカー、モスグリーンのハイソックスといったアイテムなど、スクールテイストあふれながら、美しい色遣いがシックで落ち着いた雰囲気を漂わせている。マニッシュなミリタリーコートやエレガントなワンピースは、短めの袖やウエストをマークする赤いベルトが大人っぽいスタイルをキュートにまとめあげている。