グッチ(GUCCI)が、イタリア・ミラノで発表した2016-17年秋冬ウィメンズコレクション。このショーの中で、クリエイティブ・ディレクターのアレッサンドロ・ミケーレは、アーティストのトラブル・アンドリューとコラボレーションしたアイテムを展開した。
きっかけは、2016年プレフォールコレクションのルックを撮影した、フォトグラファーのアリ・マルコポロスから。彼との会話の中で、アレッサンドロは、グッチのブランドロゴにインスピレーションを得て作品を製作するトラブルを知り、今回の共同製作を進めた。
トラブルが大きな一歩を踏み出したのは、3年前のハロウィンのこと。GGロゴを用いて「グッチゴースト(GucciGhost)」という名の自身の作品を仕上げたのだ。以来、ヒップホップ音楽やアーティストとのコミュニティなど、さまざまなところからインスピレーションを受けて、多くの作品を世に送り出してきた。
今回のコラボレーションでは、ロゴをグラフィカルに描き、個性的なバッグやウェアを完成させた。ジャケットの袖口に配された「登録商標マーク」も、彼との間で生まれたものだ。
常に現実と非現実との間の曖昧な一線を探求しているアレッサンドロ。彼の哲学である「コンテンポラリーとは何か」を、今回の挑戦でも、ウィットに富んだアイデアのもと探求し続けている。なお、アイテムは2016年6月から7月の発売を予定。
【アイテム詳細】
グッチ
トラブル・アンドリューとのコラボレーションアイテム
展開時期:2016年6~7月(予定)