ディーゼル ブラック ゴールド(DIESEL BLACK GOLD)の2016年プレフォールコレクションは、夜のニューヨークに漂う空気感がインスピレーション源。それは、街の明かりを映し出す水たまりやアスファルトの歩道、都会の匂いなどのどこか退廃的でインダストリアルな雰囲気だ。
着想源はカラーパレットに映し出されている。点滅する光に遮られる暗闇を思わせるような色合いは、ブラックやチャコール、グレー、ネイビー、ブルーなどの深いトーンに、ホワイトやメタリックをアクセントとして加えたコンビネーションによって表現されている。
ウィメンズでは、アビエイタージャケットに、柔らかなベルベットのような質感のフロック加工を施したフレアデニムや、バックを長くデザインしサイドにジップディテールを施した、ライトウール素材のチュニックドレスなどが登場。リラックスしたボリュームシルエットのレザージャケットは、心地よいタートルネックニットに重ね、ウールのショートジャケットの装飾にも使われる贅沢なジャカードを配した、アンクル丈のデニムを合わせている。
メンズでは、型破りのプロポーションを披露。レザーバイカージャケットやキルトボンバーといったオーバーサイズのアウターウェアは、長めのニットの上にレイヤード、ボトムスには、クラッシュ加工を施したエクストラロングデニム「Type-2614」をチョイスした。アイコニックなアウターウェアからインスピレーションを得た、フードとジッパー付きのコットンツイルシャツには、スーツ生地のパネル付きTシャツや、反骨精神を主張する大胆なグラフィックのジャカードニットを合わせ、レイヤードスタイルを完成させた。