ディガウェル(DIGAWEL)が2017年春夏コレクションを発表した。今季は30年代の映画をインスピレーションに、上品でクラシックなアイテムとディガウェルらしいストリートテイストを組み合わせたスタイルを提案。
コレクションからはメンズのフォーマルルックを感じさせる、チェスターコートやジャケット、ウィングカラーシャツのほか、蝶ネクタイやハットなどのアクセサリーが登場する。また今季はボンディングアイテムが豊作だ。ドリズラージャケットやフーディー、レースアップトップス、パンツなどがそれぞれキャメル・ネイビー・ブラック・ホワイトの4色で展開される。カジュアルでスポーティーな印象のボンディングだが、光沢感のある素材使いにより、大人っぽい雰囲気に仕上げているのが特徴。
スタイリングは、そんな相反するアイテムを自由にミックス。例えば、ボンディングパンツにチェスターコートやシルクハットを組み合わせたり、シャツと蝶ネクタイにボンディングのジップジャケットを合わせたり。一方シャツに蝶ネクタイ、そしてシルクハットをかぶったザ・フォーマルな着こなしは、今季の着想源である30年代の作品『風と共に去りぬ』や同時代に活躍した監督・チャールズ・チャップリンのスタイルをどことなく彷彿させる。
足元に合わせられたレザーシューズにも注目したい。中央にバンドをつけたスリッポンデザインにより、スニーカー感覚で履けるアイテムに仕上げている。
なお、全てのアイテムは4サイズ展開でユニセックスで楽しむことが可能だ。