エンダースキーマ(Hender Scheme)の2017年秋冬コレクション、新作レザーウェアと小物が2017年6月初旬より旗艦店のスキマほか取扱い店舗にて順次販売される。
変形するバックパック「functional back pack」には、あらゆる機能を詰め込んだ。上部には口周りを絞ることができるレザーベルト、底面には生地スレ防止パーツと3mm厚のタンニンのカウレザーを配置。さらに内側にはパソコンを収納できるクッション入りのポケットも完備している。素材は耐久性に優れたビニール素材をメインに使用し、随所にレザーをあしらうことでさりげない経年変化を楽しめるデザインとなっている。
前シーズンで、ブランド初お目見えとなったウェア「not riders jacket」。今回は新たにブラックを投入して再登場する。優しさのあるナチュラルなブラックは、ライダースが苦手という人でも始めやすい印象だ。
同じヌメ革でも鞣しや原材料、加工の仕方によってテクスチャーや色味のトーンは全く異なる。「not riders jacket」ではその違いを利用し、パターンによって適材適所のレザーを使用している。動きがあるところには柔らかなものを、擦れやすいところには強いものを。ホース、ディア、カウの仕上げの異なる4種類がそれぞれの場所で良さを発揮してくれる。
思わず持ち歩きたくなる「fudebacco」には、植物性のタンニンのみを使用するベジタブルタンニンを使用。その特徴である厚みと張り感、そして硬さを活かすために、芯を入れずに製作した。ベジタブルタンニンは、時が経てば経つほど革らしい風合いが増し、肌に馴染みある姿へと変化する。装飾はなくとも深みのあるデザインが、日を重ねることに感じられるだろう。
少しシボ感のあるバッファローで製作した「coin purse」はS、M、Lの3つのサイズで登場する。バッファローは繊維が強いのにしなやかで柔らか。開き口にバネパーツを使用するには最適の素材だ。自身の用途にあわせてサイズ、そして3種のカラーを選んでほしい。
エンダースキーマが提案するコロンとした丸い時計は、針が時を刻むだけでなくレザーそのものが長い時の経過を教えてくれる。「clock」は、革を濡らし、2つの木型で固定して乾燥・成型して製作された。ブランドネームは、表面に刻印を入れるのではなく、裏面にスタンプして表現されている。
エンダースキーマ 2017年秋冬コレクション「CONTEMPORARY」新作ウェア、レザー小物
発売時期:2017年6月初旬
取り扱い店舗:旗艦店のスキマほか取扱い店舗