パリファッションウィークで発表された、ヴァネッサ・ブリューノ(vanessabruno)の2012-13年秋冬コレクション。
カラーパレットはブラックをメインに、ブルーやパープルがネオンのように輝いている。ミニマルなシルエットのノースリーブのワンピースやトップスに、シースルーの繊細なブラウスを合わせたスタイリングは、強さと優しさのコントラストが新鮮に映る。
デフォルメされたようなオーバーシルエットのコートや、異素材切り替えのコートなど構築的なデザインは現代建築のようなイメージ。ニットも色遣いとグラフィカルな模様がユニークだ。
ホログラムのようにきらめくプリントや刺繍には都会のネオンが閉じ込められた。バッグにプリントされた写真は東京の夜景なのだそう。スクエアフォルムのバッグも、都市で働く女性のスタイルを意識して、機能性も考えられているのが嬉しい。
シックな輝きを放つ女性の魅力を表現した、クール&フェミニンなコレクションだ。