ブティック モスキーノ(BOUTIQUE MOSCHINO)の2018年春夏コレクションは、夏のイタリアをイメージ。
晴れたビーチ、美味しい食材が並ぶマーケット、鮮やかな花が咲き誇るガーデン。イキイキとしたものに囲まれた地中海で過ごすホリデーをフレッシュな要素を並べて、エネルギーに満ちた新作としてブティック モスキーノは今シーズン提案する。
主役は、香り立つ柑橘の果物たち。カラフルなオレンジやレモンといったモチーフがファッションへと姿を変える。輪切りにされたシトラスフルーツは刺繍となり、ストライプのドレスやボーダーカーディガンを彩り、グリーンの葉を添えた檸檬プリントは、ビスチェやフレアスカートとなって、サマーファッションのリーダーとなる。
イタリアの思い出を綴った一枚のハガキ。故郷に向けた夏の便りにインスピレーションを得て生まれたのが、グラフィックプリントで仕上げたスカートだ。流れる雲、空に向かって高く伸びたヤシの木、夏の日差しを浴びた砂浜までもが淡い色彩で再現され、芸術作品のように仕上がっている。
カラーやテキスタイルだけでなく、シルエットも陽気に遊ぶのがブティック モスキーノ流の夏。ハンカチーフヘムのスカートやチューリップスカート、リボンに囲まれたワンピースなど、曲線・直線を自由に遊び仕上げたフォルムはシルエットを美しく映し、夏の女性たちを後押しする。