2012年3月30日(金)に「グリフィン ハートランド(GRIFFIN HARTLAND)」が2012-13年秋冬コレクションを発表した。グリフィン ハートランドは、シグネチャーブランド、「グリフィン(GRIFFIN)」の新ラインとして2012-13年秋冬コレクションからスタートする。高い品質はそのままに、グリフィンよりもリーズナブルで気軽に手に取れるのが魅力的だ。
“現代のライフスタイルやスポーツ、ブリティッシュ等、様々な要素の融合”がブランドのコンセプトであり、今回のコレクションのテーマも、このブランドコンセプトに基づいている。ブラックやブラウン、ホワイト、グレー、ネイビーといったベーシックなカラーをメインに使用し、ソックスなどの小物でショッキングピンクやレッドを取り入れ、アクセントにした。
また、プリーツスカートやチェックのセットアップ、アーガイル柄のソックス、マーチンブーツといったブリティッシュなイメージのアイテムに、大きめのリュックやメッセンジャーバッグの様な、アウトドアなアイテムのミックスや、カモフラージュ柄等のミリタリー要素の強いものと組み合わせたコーディネートが登場。ショーのラストに登場した、イギリス国旗が描かれたダウンコートとボーラーハット、そして手にはステッキを持ったブリティッシュ色の強いルックも注目を集めた。
ブランド初のショーを終えて、デザイナーのジェフ・グリフィンは「いつも、ショーの時は緊張する。ショーをやってみて、すごくわくわくしたし、無事に終わって安心している」と話した。また、新ラインの製作時を振り返り、「日本のスタッフを、自身の所有している農場に迎え入れ、話し合いを行ったので楽しく、のんびりとできた」とも教えてくれた。また、今後の展望について、「今後ブランドでやってみたいことはたくさんある。服を着るだけのものと見るのではなくて、ライフスタイル全体として、広い視野で見ていきたい」と語った。