ルシアン ペラフィネ(lucien pellat-finet)の2018-19年秋冬ウィメンズコレクションが、フランス・パリで発表された。
今季の舞台は英国。大きな城にピンクのカーペットを敷き、ライオンをペットとして飼う、実在する破天荒な英国伯爵がインスピレーション源となった。
伯爵が好んで来たフリル付きのシャツやボウタイ付きのシルクシャツが、今季のルシアン ペラフィネのコードへと様変わり。上質なカシミヤニットに組み合わされているのは、大きなリボン付きのホワイトシャツ、レジメンタルストライプ柄のシャツである。
また、ラグジュアリーなファブリックを用いたアウターは貴族の装いを想起させる。アルパカのジャケットやアストラカンのコートなどは、アメリカから影響を受けていたここ数シーズンのコレクションよりも優雅で気品溢れるムードをもたらしてくれる。
アイコンのスカルモチーフのニットは、今季英国仕様にアップデート。スカルは、ユニオンジャック柄のマフラーを巻き、英国紳士さながらのジェントルな装いだ。また、ラグジュアリーな中にも遊び心を差し込むのが、ブランドのスピリット。クラシックなピースに交えて、カシミヤ混のサイドライン入りジャージが登場している。