ディオール(Dior)が、イネス・ヴァン・ラムスウィールド&ヴィノード・ マタディン撮影による新しいショートムービーを発表した。テーマはディオールの世界とそのコレクションで、ヴェルサイユ宮殿が舞台。
クリスチャン ディオールはメゾン創設当初より、ヴェルサイユ宮殿と深い絆で結ばれてきた。ヴェルサイユ、トリアノンなどの名前を冠したルックがいくつも発表されており、1955年春夏コレクションに使われた金糸も「ヴェルサイユ・ゴールド・ブレード」と名付けられている。さらに、数々の撮影の舞台にもなり、メゾン創立60周年を記念してのオートクチュールショーが開催されたのもヴェルサイユのオランジュリー。ヴェルサイユ宮殿はフランスの伝統となるラグジュアリーのルーツであり、戦時下の窮乏時代を経て1947年にこの伝統を復活させたのはクリスチャン ディオールだったのだ。
ムービーに映し出される無人のヴェルサイユは夢の中の宮殿のよう。トップモデル、ダリア・ストロコウスが登場し、その後メリッサ・スタシウクとシャオウェン・ジュと合流する。3人が纏うのは発表されたばかりの2012年秋冬コレクション。ヴェルサイユがクリスチャン ディオールの秘密の庭園となる、夢幻的なファッションショーが繰り広げられている。
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ディオール(Dior) 2012-13年秋冬コレクション