ロンドンメンズファッションウィークでプリングル オブ スコットランド(PRINGLE OF SCOTLAND)が2013年秋冬メンズコレクションを発表した。着心地がよく、機能性に富んだモダンなデザインに、イギリスの伝統を継承した贅沢なディテールが組み合わせられている。
老舗ブランド、プリングルを象徴するアーガイル柄が今季も進化して随所に登場。大きくひきのばされたり、ボーダーやカモフラージュ、バンブープリントから見え隠れしたり、豊かなバリエーションで展開された。
ハニカム(ハチの巣状)構造の軽いニットは通気性に富みスポーティな印象。ホワイトとダークトーンとのコントラストがさわやかだ。シルク混のストライプニット、カシミアメリノウールのTシャツ、シャツそしてツインセットなどにも同じ技術が使用され、夏にぴったりの着心地のよいアイテムが誕生した。深いインディゴのデニム、グラデーションの薄いニット、美しい色彩のチェックのアイテムなどからも、さわやかな夏のムードが伝わってくる。
4月に辞任が発表されたアリステア・カーにとって、ラストコレクションとなった今季。フレッシュで上質なスタイルで、プリングルでのキャリアのフィナーレを飾った。