ダーク ビッケンバーグ(DIRK BIKKEMBERGS)が2012-13年秋冬コレクションより、パオラ・トスカーノ(Paola Toscano)をクリエイティブ・ディレクターに迎えてウィメンズラインを復活させた。
ブランドのシグニチャーである、ラグジュアリーなスポーティテイストを引き継ぎ、エネルギッシュでありながらフェミニンな魅力を兼ね備えた、現代女性のためのコレクションが提案。
ブラックをベースに、グリーンやパープル、オレンジ、イエローが鮮やかにコントラストをみせる。マシュー・ウィリアムソン(Matthew Williamson)の元でエミリオ プッチ(EMILIO PUCCI)のヘッドデザイナーを務めたトスカーノのセンスが光るカラーパレットだ。ダーク ビッケンバーグらしい大胆なグラフィカルプリントは、レトロモダンな印象を漂わせている。
ハードなレザーのボンバージャケットやオーバーサイズのケープ、ブレザーなどマスキュリンなアイテムに、シルクのドレスやラグジュアリーなファー、レザーを組み合わせたブラウスなどをミックス。洗練されたミニマルなフォルムがそのスタイルに磨きをかけた。異なる色や素材を巧みに使い、凛とした独特の存在感を放つコンテンポラリーなコレクションだ。