客室乗務員や地上接客部門を含むJALグループ各部門の制服の新制服のデザインを、丸山敬太が担当。この新制服が2012年12月20日(木)、羽田空港の格納庫で披露された。
新しい制服は2013年春より導入される。丸山敬太は自身のブランド「ケイタ マルヤマ」のほかにも、ミュージシャン、俳優、舞台の衣装製作などで幅広く活躍する日本を代表するデザイナーのひとり。今回、初めてエアラインの制服をデザインする。
新制服の基本コンセプトは、「視認性の高さの実現」「清楚で上質なデザイン」「挑戦のスピリット」。スカーフなどにあしらわれている新しいロゴマークは、目を引く大きめの鶴丸モチーフで統一性を演出。
伝統や日本のこころを守りながら「昨日よりは今日、今日よりは明日」と常に新しいことに挑戦する集団であり続ける意志を体現する清きしいデザインだ。濃いネイビーをベースに、白襟、赤のパイピングと、ノーブルなカラーパレットで気品を感じさせる。
デザイナー丸山は「日本を代表するエアラインの制服をデザインするという夢のひとつが叶いました。着用するスタッフの方々から意見を聞き、"みんなで作った"制服です。『誇り』や『一体感』などのモチベーションと、おもてなしの心など日本人としての誇りを大切にデザインしました。大空を舞う鶴のように、僕のデザインした制服が新生JALの象徴として美しい未来にはばたきますように」とコメントを寄せた。