レディメイド(READYMADE)の細川雄太とマルチビジュアルアーティストのカリ・ソーンヒル・デウィットによる新ブランド「セント マイケル(SAINT MICHAEL)」がデビュー。ファーストコレクションが2020年秋より発売される予定だ。
2013年にリメイクブランドのレディメイドを立ち上げた細川雄太は、そのバッグがロサンゼルスの有名セレクトショップ、マックスフィールドで発売されたことをきっかけに知名度を上げたデザイナー。2020年1月にはディーゼル(DIESEL)とのコラボレーションデニムが発売されたことも記憶に新しい。
細川とタッグを組むカリ・ソーンヒル・デウィットは、ロサンゼルスを拠点に活動。カニエ・ウェストのツアーグッズのデザインを手掛けた経験を持つほか、カニエ・ウェスト、ヴァージル・アブロー、ネイバーフッド(NEIGHBORHOOD)、そしてレディメイドなどとコラボレーションし、ファッション分野での活動も精力的に行っている。
2020年1月にパリで発表された「セント マイケル」のファーストコレクションでは、フーディー、スウェットプルオーバー、Tシャツを展開。いずれもグラフィカルなプリントとヴィンテージ感のある仕上がりが特徴だ。
ウェアはヴィンテージ感をリアルに再現するために、丸胴ボディや手作業の加工工程、ドラム式の大型タンブラーによる乾燥仕上げなどにこだわった。プリントは、着こんだり洗ったりすると生地表面の毛羽立ちやプリント部分のひび割れが起きるような仕様に。ただし、色あせや経年劣化しにくい特殊なプリント手法や染料を採用している。
デザインだけでなく着心地にもこだわり、綿糸の30番手の上質な糸を使用し、特殊ミシンによるフラットシーマで縫製。なめらかな肌触りと快適な着心地を実現させた。
ファーストコレクションでは、ショット(SCHOTT)やディッキーズ(Dickies)とのコラボレーションアイテムも発売。ショットとは、「ワンスター」を再構築したレザージャケットを展開する。
ショットの「ワンスター」は、丈夫で柔らかなカウハイドを使用した、モーターサイクルレザージャケットの名作。エポレットに輝くスタースタッズも目を惹く。コラボレートモデルは、現代のファッションやパンツとのコーディネートを考慮してシルエットを絶妙にアップデート。また、経年劣化による黒レザーの変化を追求したヴィンテージ加工と、バックプリントを施している。
【詳細】
「セント マイケル」ファーストコレクション
発売時期:2020年秋
販売場所:取扱い各店店頭およびオンラインサイト(予定)
・SHORT SLEEVE TEE 23,000円+税
・LONG SLEEVE TEE 19,000円+税
・HOODIE 51,000円+税
・HOODIE 52,000円+税
サイズ:S/M/L/XL
■ショット コラボレーションジャケット
発売時期:2020年末
価格:190,000円+税
サイズ:1/2/3
【問い合わせ先】
セント マイケル
TEL:03-5774-0733