アニヤ ハインドマーチ(ANYA HINDMARCH)から、“ペットボトル”を原料にした新作コレクション「I AM A Plastic Bag」が登場。2020年7月以降、国内のアニヤ・ハインドマーチ店舗にて発売される。なお公式オンラインストアでは、6月25日(木)より先行発売をスタート。
「I AM A Plastic Bag」は、リサイクル・ペットボトルを原料とするファブリックと、ブランドならではの高いクラフツマンシップを融合させたコレクション。2007年にも「I'm NOT A Plastic Bag」と題し、レジ袋からの転換を狙ったキャンバス製バッグを発売してきたブランドが、プラスティックを“モノ作り”に循環させる新たなプロジェクトへと踏み出した。
「I AM A Plastic Bag」のベースとなるファブリック作りには、まずペットボトルを収集・分類することからスタート。1つのラージサイズバッグには、500㏄のペットボトル32本を要する。そこからペレット状にしたペットボトルを溶かし、繊維にしてから織ることによって、本物のコットンのような風合いのキャンバスが完成。仕上げには、自動車などのフロントガラスをリサイクルした素材でコーティングすることで、高い強度や耐水性を備えた機能的なファブリックへと蘇る。
またバッグのトリミングに用いるレザーは、全て食肉産業の副産物を使用。細部にまで、地球環境に配慮したこだわりの仕上がりとなっている。
コレクションのメインとなるバッグは、「クレメンタイン」「チャコール」「オリーブ」「マリーン」のカラフルな全4色を用意。サイズはラージサイズとスモールサイズの全2種類で、それぞれ「I AM A Plastic Bag」のロゴ入りorロゴなしのデザインを選ぶことが可能だ。
またバッグと合わせて使用したいアクセサリーも充実。スマートフォンケース用のポーチや、メイクアップポーチ、ジップ付きカードケースなどが展開される。
なお2020年6月25日(木)から30日(火)までの期間中は、表参道ヒルズの「表参道Rスタジオ」にて、19,539本にも及ぶ“使用済みペットボトル”のインスタレーションを実施。この数は、日本国内で25秒ごとに消費されるペットボトル数に匹敵するものだ。2020年2月のロンドン・ファッション・ウィーク開催中にも、ロンドン市内の店舗で同様のインスタレーションが行われた。
アニヤ ハインドマーチ「I AM A Plastic Bag」
発売時期:2020年7月以降
取扱店舗:国内のアニヤ ハインドマーチ店舗、オンラインストア
※オンラインでは販売中
アイテム例:
・バッグ ロゴ入り L 89,000円+税 / S 83,000円+税、ロゴなし L 83,000円+税 / S 77,000円+税
※ロゴなしモデルには、アルファベットを加えてのパーソナライズが可能。(1文字につき3,500円)
・Phone Pouch 32,000円+税
・Make-up 32,000円+税
・Zip Card Case 23,000円+税
・Zip Top Pouch 32,000円+税