現在フランスとベルギーで6万人もの利用者を誇る、パリ発のギフトサービス「My Little Box」が日本上陸。会員登録し定額を支払うことで、届くまで中身のわからない、高感度なアイテムの詰まったギフトボックスが、毎月自宅へと送られてくる。9月より受注を開始し、10月便から定期購買が開始される。価格は3,200円(各月)を予定。
「ネットショッピングを利用する人ってとても多いですよね。でも届く物が分かってるから、箱を開ける楽しみって最近は忘れがちだと思うんです」と語るのは、CEOのファニー・ペショダ。「子供の時にクリスマスプレゼントの包みを開けるワクワク感や、ポストで郵便屋さんが来るのを心待ちにする気持ちを思い出してほしい」という思いから、2011年よりこのサービスを始めた。
ボックスの中身は毎月定められるテーマに沿って決められており、コスメやサングラスなど数種の小物で構成。そこに、日々の暮らしに役立つ情報が満載のフリーペーパーが付属する。日本で送られるボックスは「パリジェンヌ」をキーワードに、パリの雰囲気が味わえるグッズが詰め込まれる。オフィスでは、互いのファッションを批評し合ったりしているという、高感度なスタッフの独自のセンスによってセレクトされたアイテムには期待が高まる。
箱を彩るのは、パリの空気感が伝わってくるかのようなハッピーでキュートなイラストたち。手掛けているのは、ファニーとカフェで偶然出会ったという、パリで活躍する日本人イラストレーターKanakoだ。「毎月のテーマはもちろん、感情豊かなパリの街の人からインスピレーションをうけることも多い」と語ってくれた。
「日本の女性は素晴らしいセンスや技術を持っているにも関わらず、リスクを負うことを恐れているように見えて、もったいない!私は、たった 5000円でこの会社を立ち上げたんですよ。だからみなさんももっとチャレンジしてくださいね」と最後に熱いメッセージを送ってくれたファニー。そんなパリジェンヌの自分らしくて華やかなライフスタイルを、気軽に取り入れられるサービスとなっている。