約150から100年前の京都西陣に伝わる紋様を、最先端のテキスタイル加工技術によってモダンに蘇らせ、オリジナル商品を発信している京都のファクトリーブランド「seisuke88(セイスケ エイティエイト)」。
もともと染色整理加工仕上げ業 高橋練染の三代目である高橋聖介が、京都西陣に眠っていた日本古来の紋様を、自社の持つテキスタイル加工技術で新たなデザインへと再生したのがブランドの始まり。現存する貴重な図案集から生まれるseisuke88のデザインは、まさに「温故知新」の精神から生まれたもの。最近ではオリジナル商品の発表の他にも、ユナイテッドアローズ、資生堂、ミズノや海外デザイナーとの伝統を取り入れたコラボレーションも積極的に進め、京都からクールジャパンの魅力を国内外に発信している。
そんなseisuke88の2010S/Sコレクションからアンチエイジングを願う女性に向けた「孔雀文」シリーズをご紹介。
特に古くから伝わる紋様には先人たちの願いや祈りが込められている。 「孔雀文」にも長い歴史があり、孔雀は古代中国では九徳を備えた瑞鳥として、また西洋では不死の鳥として描かれてきた。日本には奈良時代に伝わり、その美しい色彩、気品ある姿は神格化され、吉祥紋様として婚礼衣装などに用いられてきた伝統を持つ。 不死、徳、美を備えた孔雀は、現代風に言い換えれば「アンチエイジング」の象徴的存在。その瑞鳥の力にあやかって、「いつまでも美しくありたい」という多くの女性の願いを紋様に託した。愛らしさと落ち着きを備えた色合いで「孔雀文」を表現した今シリーズは、容量の大きなバッグから小物まで幅広くラインナップ。
アイテムはトートバッグ、ランチバッグ、コスメポーチ、ブックカバーなど、トータルで14型をラインナップし、seisuke88 京都本店、オンラインショップなどで販売される。
seisuke88
URL : http://www.seisuke88.com/