パリでもっとも歴史の古いトランクメーカー「モワナ(MOYNAT)」が日本に初上陸。2013年11月27日(水)より12月25(水)までの約1ヶ月間、伊勢丹新宿店にて限定ストアを展開する。
限定ショップでは世界に一つしかないという「マカロントランク」を初公開。ラメッシュ・ナイールが、パリ屈折のショッピングエリアでピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERMÉ PARIS)のパティスリーを通りかかった際にひらめいたこのマカロントランク。丸いフォルムの中央を開けると、マカロンをいくつも並べることができる遊び心のあるデザインだ。フランスの人々に最も愛されるデザートが、モワナのクリエーションと出会い、ユニークなトランクが誕生した。
LVMHのCEO ベルナール・アルノーが個人オーナーとして、蘇らせたことでも話題のモワナは、1849年ポーリーヌ・モワナが創業。オーセンティックで控えめ、妥協のないラグジュアリーを代表するものとして知られてきた。1880年頃に初のウィメンズハンドバッグコレクションを発表。女性の旅行への近代的アプローチのパイオニアとなった。その後、シルエットに一枚の革を使ったリバーシブルのバッグに4つのハンドルがついた「クワトロ」、イギリスのトランクにインスパイアされたレトロな「カボタン」、そして代表的なデザインのカーブを取り入れた新しい「リムジンコレクション」を発表した。
ポップアップストアのオープンを記念し、CEOのギョーム・ダヴァンとアーティスティックディレクターのラメッシュ・ナイールが来日した。ギョーム・ダヴァンは、「日本の皆さんは、長く使えて質が良いものがお好きだと思います。その価値観は私たちも同じ。今回のオープンで、モワナと日本が深い関係を築ければと願います」とコメント。
またアーティスティックディレクターのラメッシュ・ナイールは、「今回のショップオープンは、日本初であり、モワナにとっても初のパリ以外の出店なので、特別な機会です」「日本の一番素晴らしいと感じたことは"リスペクト″があること。私がデザインするとき、いつも意識しているのは、シンプルさ、伝統、クラフツマンシップ、そしてデザインに対してもリスペクトすることです。まさに日本人も同じ感性を持っていますよね」と語る。
今回の限定ストアでは、パリで展開されているバッグよりも日本人好みの小さなサイズを展開するという。実際にラメッシュ・ナイールが出会った日本人のカスタマーの意見を参考にしたそうだ。「彼女は座った時にあまり大きいサイズだと、ひざの上にのらないと話していました。だから日本で展開するバッグは小さいサイズにしました」。
発売されるバッグは、洗練されたシンプルなフォルムに上質なレザーと鮮やかなカラーが印象的。どんなシーンやスタイルにもマッチしそうなアイテムばかりが揃う。また日本限定で発売される「プティ・クアトロ」はショルダーとしても、手提げとしても使える4つのハンドルと、小さ目のデザインが特徴。カラーはピンク、オレンジ、ブルー、グレージュ(薄茶)、トープ(赤鈍色)で展開される。
【ショップ概要】
LE MOYNAT TRUNK SHOW
ル・モワナ トランクショー
日程:2013年11月27(水)~12月25(水)
場所:伊勢丹新宿店本館4階=ウエストパーク/ラグジュアリー・ステージ
住所:東京都新宿区新宿3-14-1
TEL: 03-3352-1111(代表)