「東京コレクション・ウィーク」のオープニングを飾った「エントプティック(ENTOPTIC)」の2010-2011A/Wシーズンコレクション。東京ミッドタウンにて発表された。オープニングということを意識しないよう進めたと語るが、ショーとして”魅せるファッション”として盛り上げながらも自分たちのしたいようなショーをどれだけ表現できるかを常に2人で話し合ったという。
都市に所在する予測不可能で意識的に抑えられないモノの象徴。「特に自然の中で存在する体を象徴して表現したかった」と語るデザイナーの松本氏と柿沼氏。「”威嚇”と”保護”」- 都市に存在する体が自然物だったとした時の象徴をファッションとして表現した。いろいろなものを純粋に見た時に、体が都市の一部ではなく、1つの体として存在していたらその体は「守ったり」「攻撃」したりしていかないと存在できないというメッセージをスーツ地にニットの組み合わせなど様々な素材を使って表現した。