2009年に「エントプティック」を設立。現在はブランド活動を終了している。
エントプティック(ENTOPTIC)は松本 渉(Wataru Matsumoto)柿沼 健太(Kenta Kakinuma)によるファッションブランド。
ブランド名の「ENTOPTIC」は内視現象、内部視覚などの意味で、日常的な外界の対象に帰し得ない(暗闇の中の世界といった)環境の中で視神経が振動し、さまざまな光を見い出す現象を指している。情報が氾濫した現代社会のカオスを排し、本質的、主観的知覚に訴える“超越的なデザイン”を目指すというメッセージが込められている。
エントプティックのワークコンセプトは、年齢などの属性でターゲット選定するのではなく、「高い審美眼」「センス」「ライフスタイルへのこだわり」といった豊かなる“感性”を持った人々を対象にファッションという切り口からその先にある『価値』を提供。また、画一大量主義へのアンチテーゼとして、各アイテムに数量限定を設定し、『希少性』と『高品質』と言うステイタスを顧客に約束している。
松本渉はバンタンデザイン研究所ファッションアーティスト科卒業後、柿沼 健太は文化服装学院デザイン専攻科卒業後、ともに文化ファッション大学院大学ファッションクリエイション専攻デザインコースで学び、2008年に卒業。
2009年に「ENTOPTIC」を設立。