2001年、勝井北斗、八木奈央、竹山祐輔がミントデザインズ(mintdesigns)を開始。
2001年にセントマーチンズの同級生だった勝井北斗と八木奈央に、勝井の卒業コレクションを手伝った竹山祐輔が加わり、ミントデザインズを開始。2002年、友人や重要顧客を呼び、小規模な展示会を開催。2003S/S東京コレクションに参加。2005年第7回モエ・エ・シャンドン新人デザイナー賞受賞。
日常生活を豊かにするアイテムの視点でデザイン活動を展開しているミントデザインズ。ブランドのコンセプトは、オシャレの追求以前にグッドデザインを追求すること。発想、バランス、デザイン、コンセプトにこだわりを持ち、ユニークな生地を使用した作品が多い。その他では、カラフルなプリントを得意としている。
ミントデザインズはこのようなコンセプトで展開しているため顧客は建築家、芸術家などが多い。また、その独特のスタイルかから、東京コレクションの中ではシアタープロダクツ、メルシーボークー、などと並んで、海外プレスの評価が最も高いブランドの1つ。
2006年、ユニクロとのコラボレーションでデザイナーズコレクション(ユニクロの価格販売する企画、デザイナーズ・インビテーション・プロジェクト)に参加。このプロジェクトにはイリアドの他に、キングリー・シアタープロダクツ、Scye、イリアドのような日本のブランドから、ニコラ アンドレア タラリスのような海外ブランドも参加している。
【ミントデザインズのデザイナーについて】
勝井北斗は1973年、東京都生まれ。95年から97年まで、パーソンズのウーマンズウェアデザイン科で学ぶ。97年~2000年まで、セントマーチンズのファッションデザイン&プリント科を専攻。在学中、アレキサンダー・マックイーンの下でアシスタント・デザイナーとして働く。2000年6月、卒業コレクションにおいてセントマーチンズ代表として「GALA SHOW」で作品を発表。2000年、セントマーチンズ卒業後、i-D magazine にてSMILE- i-Dの制作に参加して、アシスタント・クリエイティブ・ディレクターを経験。2001年4月、日本に帰国。
八木奈央は1973年、大阪府に生まれる。92年から96年まで、同志社大学文学部で美術芸術学を専攻。97年~2000年まで、セントマーチンズのファッションデザイン・ウーマンズ科で学ぶ。セントマーチンズを首席で卒業後、2000年からフセイン チャラヤンの下でアシスタント・デザイナーとして働く。2001年4月、帰国。