ミキオ サカベが自身の名を冠したブランド「ミキオ サカベ」を設立。
ミキオサカベは、坂部三樹郎(MIKIO SAKABE)とシュエ・ジェンファンが設立したブランド。
坂部三樹郎は2002年にエスモードパリを卒業、その後、アントワープに渡りアントワープ王立美術アカデミーに入学。卒業時は主席で卒業し話題となった。シュエジェンファンは台湾生まれ。ラ・カランブル出身。
プロジェクトとして、ヴェロニク ブランキーノが携わった「+1 MAGAZINE」やウォルター・ヴァン・べイレンドンクのショップでアントワープに店舗を構える「ウォルター」での展示会などに参加した。現在でもウォルターではミキオサカベのコレクションを取り扱っている。
2007年パリコレクションに展示形式で参加。同年、2008S/S東京コレクションファッションウィークに行われたイベント、21_21デザインサイトで展示会「ヨーロッパで出会った新人たち」に参加。このコレクションでは日本のアニメ、マンガの要素を取り入れたコレクションを発表して話題となった。この企画にはリトゥンアフターワーズ、タロウ ホリウチ、アキラナカ(当時はポエジーというブランド名)なども参加した。
また、日本での活動を決めた背景としては「日本は歴史がない分、自由。日本から世界に羽ばたく新しいムーブメントを起こしたい」と話ている。その他「イメージするものを作りたい」プレスのインタビューで語っている。
2010年、ミキオサカベよりシュエ ジェン ファンが「ジェニー ファックス」を設立。
2011-2012年秋冬コレクションでは、でんぱ組.incをモデルに起用し、ライブパフォーマンスを実施。
2018年、ヴィレッジヴァンガードからミキオサカベ公認海賊版ブランド「MIKI☆OSAKABE」誕生。同年、坂部三樹郎と「DMM.make」がコラボレーションし、新ブランド「ギディーアップ(GIDDY UP)」を立ち上げる。