2000年、尾花大輔が「ミスターハリウッド(MISTER HOLLYWOOD)」を出店。2002年春夏より「N.ハリウッド」スタート。
N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)は日本のファッションブランド。
ミスターハリウッドは会社名及び店舗名で、N.ハリウッドがブランド名。古着やヴィンテージをベースとした服作り、シルエットと着心地にもこだわりを持つ。また、ミリタリーもルーツとなっている。
リーバイス、ティンバーランド、リー(Lee) 、ラングラー、コンバース、ワコマリアなどとともにメイクコレクションやジー ショック(G-SHOCK)、ディーゼルなどコラボレーションも積極的に行っている。
・コレクション…コレクション用のライン。タグが白い。
・コンパイル…「フォーマル、ドレスウエアの在り方をコンテンポラリーに編集する」をコンセプトに掲げるドレスライン。タグが黒い。
・アンダー サミット ウェア…ブランドの代表アイテムとなったのが、アウターとして着用できるアンダーウェア”UNDER SUMMIT WEAR(アンダー サミット ウェア)”。”肌着の中の頂き”という言葉通り、シルエット、着心地、耐久性を絶妙なバランスで追求している。
・テストプロダクト エクスチェンジサービス(N.H.TPES)…過去や現行の軍モノに着目し、“軍の正式採用に発展していくためのテストプロダクト”というコンセプトで製作を続けるライン。
2000年、尾花大輔が「ミスターハリウッド(MISTER HOLLYWOOD)」をオープン。2002年春夏シーズン、「N.ハリウッド」のブランドで東京コレクションにデビュー。2004年、原宿から神宮前に店舗を移転。
2008年、大阪・梅田の阪急百貨店「メンズ館」にスタイリストで有名な野口強の呼びかけで、アンダーカバー、N.ハリウッド、ナンバーナイン、ヒステリックグラマーが集結したセレクトショップ「クアドロフェニア」がオープンした。
2010年、2011年春夏コレクションをニューヨークにて、プレゼンテーション形式で発表。以降、コレクション発表の場をニューヨークに設定する。
2015年、大阪・南堀江にショップ「ミスターハリウッド大阪」をオープン。
2016年、初のレディースサイズウェアを限定販売。
2018年、2019年春夏コレクションをニューヨークで発表した後、東京コレクションにおいて約8年ぶりにランウェイショーを実施。東京では、ニューヨークで発表したアイテムに、古着やリメイクアイテムを組み合わせてスタイリングを構築。ニューヨークとは異なる構成のショーを見せた。
2020年フォールコレクションは、メインラインではなくN.ハリウッド コンパイルとしてニューヨークでショーを発表。ショーの演出として、King Gnu(キングヌー)・millennium parade(ミレニアムパレード)の常田大希がチェロの生演奏を行った。
2020年夏、ファイブイズム バイ スリーとコラボレーションした限定キットを発売。
2024年秋、本格的なワークウェアに特化した新ライン「N.ハリウッド エフアール(N.HOOLYWOOD FR)」が誕生。
尾花大輔(Daisuke Obana)は1974年、神奈川県生まれ。古着屋「VOICE」で働いた後、古着屋「go-getter」の立ち上げに参加。その当時、古着の買い付けでアメリカのハリウッドに行っていたことで、ミスターハリウッドと呼ばれるようになった。これが「ミスターハリウッド」の由来。
その後、尾花大輔は2000年、「ミスターハリウッド」をオープン。2002年春夏コレクションより「N.ハリウッド」のブランドで東京コレクションにデビュー。正しいハリウッドの表記は「HOLLYWOOD」であり、「N.HOOLYWOOD」は遊び心から綴りを変えている。
コンバースが、2015年春夏シーズン、尾花大輔をクリエイティブ・ディレクターに起用し、アパレルのトップライン「コンズ リノベーター(CONS RENNOVATOR)」を展開。2016年、中田英寿×N.ハリウッド尾花による、新ファッションブランド「アックス ブラック レーベル」がデビュー。
2018年から、ユナイテッドアローズ&サンズとタッグを組んだ「ユナイテッドアローズ&サンズ バイ ダイスケ オバナ(UNITED ARROWS & SONS by DAISUKE OBANA)」を継続的に展開。