99年、G.V.G.V.(ジーヴィージーヴィー)がスタート。
G.V.G.V.(ジーヴィージーヴィー)は日本のファッションブランド。ウィメンズウェアを中心にアクセサリーなど幅広く展開している。
コンセプトはフェミニンとマスキュリンの同居するオリジナルな世界観を、その時の感性で自由に発想し、毎シーズンコレクションとして発表。カウンターカルチャーを永遠のテーマとして掲げている。グラフィカルな色彩や絵画の色調を取り入れた明るくカラフルなカラーを出すシーズンもあれば、暗くて強いカラーを打ち出すシーズンもある。
エッグ・ライン、ボリュームスタイルを取り入れたり、ボディコンシャスなどシーズンによりスタイルも異なるが、メンズライクなパターンとカッティングによって生み出される構築的な立体感はG.V.G.V.のコレクションに独特な雰囲気を出す。強く、バイタリティ溢れるコレクションも特徴的で、多くの支持を集めている。
G.V.G.V.のコレクションの中では、ワンピースやパンツスーツなどが人気。
99年、セレクトショップを運営するケイスリーからブランド「G.V.G.V.」をスタート。G.V.G.V.のデザイナー、MUG(マグ)は1971年生まれ。91年に桑沢デザイン研究所を卒業。2003年秋冬から東京コレクションにデビュー。2005年春夏コレクションではアーティストの加賀美健とコラボレーションを展開。
2007年、デザイナーがデザインするファッション性の高いコレクションを、ユニクロの価格販売する企画、デザイナーズ・インビテーション・プロジェクトに参加。この企画にはHALB、3.1 フィリップ リム、サトルタナカなどのブランドも参加した。
セレクトショップとのコラボレーションも行い、過去、メルクールベサニー(Merukur Vesenyi)とコラボレーションストール、その他、2008年にはメンズのセレクトショップ、REDIOとリュックを発売。
2011年、セカンドライン「NAKID by G.V.G.V.」をスタート。
2013年、2015年、2回にわたり、オープニングセレモニーとのコラボでメンズコレクションを発表。
20周年を迎え、2019年春夏コレクションよりブランドロゴも一新し再スタート。MUGは「最初の頃のような服作りへの思いが巡ってきています。そんなこともあって、今後は今の自分により近い、大人に向けた服を発信していきたい。」とコメントしている。
2023年秋冬より新ライン「ウェアレス(WHERELESS)」がデビュー。年齢、ジェンダー、シーズン、場所などすべての垣根を越える、ウェアレスなウェアや小物を定期的に発表。
なお、G.V.G.V.の運営会社のケイスリーはセレクトショップ「grapevine by k3 (グレープヴァインバイケイスリー、東京都渋谷区猿楽町13-2B1F)」「PARK by k3(パークバイケイスリー、渋谷区神南1-3-11)」などを展開しており、これらの店舗ではG.V.G.V.のコレクションも取り扱われている。