2005年、ブランド「ネ・ネット」がスタート。デザイナーは高島一精。
ネ・ネット(Né-net)は日本のファッションブランド。メンズ&ウィメンズともに展開。「いま」を楽しむ人の日常着。性別や年齢を超えて共感できるものづくりを提案している。
2007年に登場した「にゃー」がブランドの代表的なキャラクター。「にゃー」は誕生から10年を経て、独自ブランドとして発展している。
デザイナーは、高島一精(Kazuaki Takashima)。1973年熊本生まれ。95年、文化服装学院アパレルデザイン科卒業。96年、イッセイ ミヤケに入社。2005年、エイ・ネット(A-net Inc.)の新ブランドとして「ネ・ネット(Né-net)」のデザイナーに就任。ブランド創業期のコンセプトはカップルで共有できる自由なカジュアル服だった。(フランス語で生まれるという意味もある。)
2006年、毎日ファッション大賞の新人賞・資生堂奨励賞を受賞。
2007年秋冬コレクションの生地に「にゃー」が登場。2008年には「にゃー」はシリーズ化されてブランドのシグネチャーと発展。コラボレーションやオリジナルの雑貨など幅広い展開を見せた。
2012年、「にゃー」と「くまモン」のコラボショップが渋谷に限定オープン。
2018年、1枚の長方形の布を折りたたんだ、まるでワンタンのようなデザインが特徴の「wantan<ワンタン>」シリーズを発表。
2020年秋冬コレクションをもって、ブランド休止。国内店舗は、2021年末を目途に順次閉店する。にゃー、メルシーボークー、も同時にブランド休止。
ネ・ネットのデザイナーの高島一精は、2020年7月をもってエイ・ネットを退社した。