2009年、タロウ ホリウチが自身の名を冠したブランド「タロウ ホリウチ」を設立。
タロウ ホリウチ(TARO HORIUCHI)は日本のファッションブランド。常に丁寧で、繊細かつ上質な素材を追求。一過性のインパクトに頼らない独自のデザインのもと、様々な作品を作り出している。
堀内太郎(Taro Horiuchi)は1982年、東京生まれ。15歳でイギリスに渡る。ロンドンのキングストン大学で写真を専攻。その後、服飾科に進む。2003年にアントワープ王立美術アカデミーに入学。ITSでディーゼル賞を受賞し、ディーゼルとのカプセルコレクションを発表。2007年、同校を主席で卒業(アントワープの王立芸術アカデミーはミキオサカベに続き、2年連続で日本人が主席で卒業した)。卒業後に日本に帰国したが、一説ではディオール オムの誘いを断って帰国したと言われている。
2007年、2008S/S東京コレクションファッションウィークに行われたイベント、21_21デザインサイトの展示会「ヨーロッパで出会った新人達」に参加。アントワープ王立芸術アカデミーの卒業コレクションをベースに発表した。なおこの企画では、後に日本ファッションウィークで活躍する、ミキオサカベ、リトゥンアフターワーズ、アキラナカ(当時はポエジーというブランド名)なども参加した。
その後2008年にフランスに渡り、オリヴィエ ティスケンス率いるニナ リッチのデザインチームで働いた。2009年、自身のブランドであるタロウ ホリウチにてデビューコレクションを開催する。
2018年秋冬コレクションより、デザイナーの堀内太郎が、メンズブランド「ティーエイチ プロダクツ(th products)」をスタートする。
2020年秋冬コレクションをもってタロウ ホリウチブランド休止。堀内太郎は、2021年春夏シーズンから、ティーエイチ プロダクツに専念し、同ブランドからウィメンズアイテムを発表する。
2022年、活動の一時休止を発表していた「タロウ ホリウチ」だがアートディレクターとして大平かりんを迎え再始動。2023年春夏コレクションよりコレクションを発表。大平かりんが培ってきた、音楽・映画・アート・東京のファッションシーンから得たインスピレーションと、デザイナー・堀内が作り出す世界を融合させ、“生”を込めた服を展開していく。
2025年1月、堀内太郎がカラー(kolor)のデザイナーに就任。