舞台『グッバイ、レーニン!』が、相葉雅紀主演で日本初上演される。東京・パルコ劇場にて2025年3月9日(日)から3月31日(月)まで、福岡・キャナルシティ劇場にて4月5日(土)から7日(月)まで、大阪・森ノ宮ピロティホールにて4月11日(金)から15日(火)まで上演。
舞台『グッバイ、レーニン!』は、2003年にドイツで公開された名作ヒューマンドラマ映画を原作に舞台化した作品。原作映画『グッバイ、レーニン!』は、ドイツだけでも600万人以上を動員した他、国内外の映画賞を数多く受賞し、ゴールデングローブ賞の外国語映画賞にもノミネートされるなど、ここ数十年の間で最も成功したドイツ映画の1つとされている作品だ。
物語の背景は現代から30数年前。東西ドイツ統一という時代の変化に直面し、翻弄される家族の姿をハートフルに描き出す。当時の様子を知っている世代はもちろん、知らない世代でも楽しめるよう、コメディの要素や家族にまつわる普遍的なエッセンスが随所に散りばめられているのが作品の魅力だ。2021年には映画の脚本を手掛けたベルント・リヒテンベルクが舞台化し、映画にはない演劇ならではの仕掛けも盛り込んだ作品として初上演を果たした。
そして、2025年春に『グッバイ、レーニン!』が日本初演を迎える。東ドイツの首都ベルリンに暮らす物語の主人公アレックスを演じるのは、2024年に嵐としてデビュー25周年を迎えた相葉雅紀。相葉雅紀は、2022年に『ようこそ、ミナト先生』で12年ぶりの舞台出演を果たし、2024年には音楽朗読劇『THANATOS~タナトス~』にも出演するなど近年舞台出演にも精力的に取り組んでいる。
演出は、『ガラスの動物園』『野鴨-Vildanden-』なども手掛け、2026年9月より新国立劇場演劇部門芸術監督に就任予定の上村聡史が務める。これまで多くの作品で“歴史と分断”を描いてきた上村が、“過去/現在、国家/家族、嘘/真”の絡み合う物語をどのように綴るのか、注目だ。なお、上村が相葉とタッグを組むのは今回が初となる。
主人公アレックスは、母と姉と3人で、東ドイツの首都ベルリンに暮らしている。父はアレックスが幼いころに西ドイツに単独亡命していた。東ドイツ建国40周年記念日である1989年10月7日の夜、アレックスは家族に内緒で反体制デモに参加、警官ともみあっていたところを、偶然通りかかった母に見つかってしまう。母はそのショックから心臓発作を起こし、8か月間昏睡状態に陥ってしまうが、ある日突然目を覚ます。
【詳細】
パルコ・プロデュース2025 『グッバイ、レーニン!』
原作:ヴォルフガング・ベッカー/ベルント・リヒテンベルクによる同名映画
脚本:ベルント・リヒテンベルク
演出:上村聡史
出演:相葉雅紀
■公演詳細
チケット料金:12,000円(全席指定) ※未就学児入場不可
・東京公演
日程:2025年3月9日(日)~3月31日(月)
会場:パルコ劇場(東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ 8階)
チケット一般発売日:2025年2月8日(土)
問い合わせ先:パルコステージ TEL:03-3477-5858
・福岡公演
日程:2025年4月5日(土)~4月7日(月)
会場:キャナルシティ劇場(福岡県福岡市博多区住吉1-2-1 キャナルシティ博多 ノースビル4F)
問い合わせ先:サンライズインフォメーション TEL:0570-00-3337(平日12:00~15:00)
・大阪公演
日程:2025年4月11日(金)~15日(火)
会場:森ノ宮ピロティホール(大阪府大阪市中央区森ノ宮中央1-17-5)
チケット一般発売日:2025年3月9日(日) 10:00~
問い合わせ先:キョードーインフォメーション TEL:0570-200-888(11:00~18:00/日祝休業)