「カートゥーン・サルーン」のアニメーション映画『パフィンの小さな島』が、2025年5月30日(金)より公開される。
“ポスト・ジブリ”とも評されるアイルランドの名門アニメーションスタジオ「カートゥーン・サルーン」。『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』や『ウルフウォーカー』など、製作した長編作品すべてがアカデミー賞にノミネートされ、新作を公開するたびに観客を夢中にさせてきた。
そんな「カートゥーン・サルーン」のアニメーション映画『パフィンの小さな島』が公開へ。絶滅危惧種に指定されている海鳥・ニシツノメドリにフォーカスし、気候変動に直面した海鳥や動物たちの織りなす、心温まるストーリーとなっている。
主人公は、ニシツノメドリの女の子・ウーナとその弟・ババ。ニシツノメドリたちが暮らすアイルランドの小さな島に、嵐で故郷を失った動物たちがやってきたことをきっかけに、ウサギやカワウソ、アザラシ、ヤドカリ、キツネなど、個性豊かな動物の仲間たちと出会い、優しさに触れながら自分の居場所を見つけていく。愛らしい冒険と友情の物語が描かれる。
ウーナ…新田恵海
海鳥パフィン=ニシツノメドリの女の子。
ババ…高野麻里佳
ウーナの弟。
イザベル…田所あずさ
気候変動による嵐で故郷を失い、トンガリ島にやってきたエトピリカの女の子。慣れない環境に戸惑う。
お母さんパフィン…上野樹里
ウーナ、ババの母。
原案は、『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』や『ウルフウォーカー』などで監督を務めたトム・ムーアに加え、リリー・バーナードとポール・ヤングが担当。心温まるストーリーを、「カートゥーン・サルーン」が誇る2Dの手描きアニメーションで表現する。
またゲスト声優として、上野樹里が出演。主人公・ウーナとババの冒険を温かく見守る母・パフィンを演じる。
アイルランドの西の海に浮かぶ小さなトンガリ島で、ニシツノメドリの女の子・ウーナと弟のババ、母親のパフィンたちが暮らしていた。ある日、気候変動による大きな嵐が発生し、故郷の島に住めなくなった動物たちがトンガリ島にやってくることに。個性豊かな生き物たちの中には、エトピリカという種類の鳥の女の子・イザベルもいた。慣れない環境に戸惑うイザベルが引き起こした“ある事件”を通じて、新たな友情が育まれていく。
【詳細】
映画『パフィンの小さな島』
公開日:2025年5月30日(金)
監督:ジェレミー・パーセル
脚本:サラ・ダディ
原案:トム・ムーア、リリー・バーナード、ポール・ヤング
出演:上野樹里、新田恵海、田所あずさ、チョー
配給:チャイルド・フィルム