2025年、第97回アカデミー賞のノミネート映画作品が、2025年1月23日(木)に発表された。授賞式は2025年3月2日(日)(現地時間)に開催される。
作品賞にノミネートされた映画は、『エミリア・ペレス』、『ブルータリスト』、『ウィキッド ふたりの魔女』といった10作品。『エミリア・ペレス』は、すでに第82回ゴールデングローブ賞にて最多4部門を受賞しているミュージカルスリラーで、ジャック・オーディアールの監督賞、カルラ・ソフィア・ガスコンの主演女優賞を含め最多12部門で13ノミネートされた。非英語映画として歴代最多となる。
また、ホロコーストを生き延びた建築家の数奇な半生を描いた『ブルータリスト』は、ブラディ・コーベットの主演男優賞など10部門でノミネート。不動の人気ミュージカルを映画化した『ウィキッド ふたりの魔女』も、シンシア・エリヴォの主演女優賞、アリアナ・グランデの助演女優賞を含め10部門でノミネートを果たした。
日本関連映画としては、伊藤詩織が監督を務めた映画『Black Box Diaries』が長編ドキュメンタリー映画賞に日本人初ノミネート。さらに短編アニメーション部門に東映アニメーション製作の映画『あめだま』、短編ドキュメンタリー部門に映画『Instruments of a Beating Heart』が名を連ねている。
『ANORA アノーラ』
『ブルータリスト』
『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』
『教皇選挙』
『デューン 砂の惑星PART2』
『エミリア・ペレス』
『I'm Still Here』
『Nickel Boys』
『The Substance(原題)』
『ウィキッド ふたりの魔女』
ショーン・ベイカー『ANORA アノーラ』
ブラディ・コーベット『ブルータリスト』
ジェームズ・マンゴールド『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』
ジャック・オーディアール『エミリア・ペレス』
コラリー・ファルジャ『The Substance(原題)』
エイドリアン・ブロディ『ブルータリスト』
ティモシー・シャラメ『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』
コールマン・ドミンゴ『シンシン/SING SING』
レイフ・ファインズ『教皇選挙』
セバスチャン・スタン『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』
シンシア・エリヴォ『ウィキッド ふたりの魔女』
カルラ・ソフィア・ガスコン『エミリア・ペレス』
マイキー・マディソン『ANORA アノーラ』
デミ・ムーア『The Substance(原題)』
フェルナンダ・トーレス『I'm Still Here』
モニカ・バルバロ『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』
アリアナ・グランデ『ウィキッド ふたりの魔女』
フェリシティ・ジョーンズ『ブルータリスト』
イザベラ・ロッセリーニ『教皇選挙』
ゾーイ・サルダナ『エミリア・ペレス』
ユーラ・ボリソフ『ANORA アノーラ』
キーラン・カルキン『リアル・ペイン〜⼼の旅〜』
ガイ・ピアース『ブルータリスト』
エドワード・ノートン『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』
ジェレミー・ストロング『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』
『I'm Still Here』
『The Girl With the Needle』
『エミリア・ペレス』
『聖なるイチジクの種』
『Flow』