アニメ映画『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』が、2025年5月1日(木)に公開される。
1978年の発売以降、長きにわたり愛され続けるギンビスの国民的おかし「たべっ子どうぶつ」。様々な動物をかたどったビスケットに、その動物を示すアルファベットを記したロングセラー商品だ。パッケージにあしらわれたどうぶつたちのキャラクターも人気で、映像化を望む声も多数挙がっていた。そんな「たべっ子どうぶつ」が、ついに初のフル3DCGアニメーション映画化を果たす。
『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』で描かれるのは、“笑顔・仲間”、そして成長を大事にした相互理解の物語。「たべっ子どうぶつ」たちが世界滅亡のピンチを救おうと奮闘し、大冒険を繰り広げる。
らいおんくん、ぞうくん、かばちゃん、さるくん、うさぎちゃん、ねこちゃん、きりんちゃん、わにくん、ひよこちゃんといったおなじみのキャラクターたちに加え、新キャラクターのぺがさすちゃんで構成される「たべっ子どうぶつ」は、歌って踊る世界的スーパーアイドルだ。巨大な会場で開かれたコンサートでは、大勢のファンを前に歌やダンスを披露したくさんの歓声を浴びている。しかし、らいおんくんは新メンバーであるぺがさすちゃんのパフォーマンスに嫉妬し、らいおんくんとぺがさすちゃんの関係はぎくしゃくしていた。
そんな中、おかしと人間が仲よく暮らしているはずのスイーツランドでは、わたあめ以外のおかしを全て排除し世界征服を⽬論むキングゴットンの魔の手が世界中に広がっていた。ツアーを終え1年ぶりにスイーツランドに帰ってきた「たべっ子どうぶつ」たちは「わたあめ軍団」から追われる身となり、ぺがさすちゃんが「わたあめ軍団」にさらわれてしまう。しかも、「明日の日没までにぺがさすちゃんを助けに来なければ、彼女を砂糖で固める」と、キングゴットンからの厳しい宣戦布告が「たべっ子どうぶつ」たちのもとに届くのだった。
ぺがさすちゃんを救出するため、「たべっ子どうぶつ」たちは時に仲間割れしながらも泣いて笑って大暴れ。時には飛んだり、叫んだり、落ちたり、ボケてみたり……?数々のピンチに直面しながらも、「たべっ子どうぶつ」たちが“かわいい”を武器にして未知なる敵に立ち向かっていく。
人気絶頂のアイドルグループ「たべっ子どうぶつ」の移動手段はなんと豪華なプライベートジェット。劇中では、機内のなかでグループの“1番”になれないことに落ち込むらいおんくんや、映え写真の作成に勤しむうさぎちゃん、「ハニーが電話に出ないんだ」と携帯を見つめるさるくん、飛行機の中でまさかの入浴をするわにくんなど、どうぶつたちの愛らしい素顔が満載だ。
『たべっ⼦どうぶつ THE MOVIE』主人公のらいおんくんを元気いっぱいに演じるのは、Travis Japanの松⽥元太。アイドルグループでの活動に加え、ドラマ出演やバラエティなど幅広く活躍する松田が、『ライオン・キング:ムファサ』でのタカ役の吹替に続き、“ライオン役”で声優を務める。なお、アニメ声優として主演を飾るのは本作『たべっ⼦どうぶつ THE MOVIE』が初となる。
また、ぞうくん役は『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』『九龍ジェネリックロマンス』などにも出演の⽔上恒司が演じ、声優に初挑戦。さらに、映画『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』をはじめとする「ベイビーわるきゅーれ」シリーズで主演を務め、2025年後期放送のNHK連続テレビ⼩説ではヒロインを演じる髙石あかりが映画オリジナルキャラクターのぺがさすちゃんを演じる。
映画『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』でらいおんくん、ぺがさすちゃんの声を演じた松田元太と髙石あかりにインタビューを実施。2人が演じたキャラクターの魅力や自身との共通点について語っている他、物語とからめて“おかしとの思い出”や「もしライバルが現れたら?」「もし大きな壁にぶつかったら?」など様々な話を聞いた。映画鑑賞の前後にぜひチェックしてみてほしい。
この他、さるくんは藤森慎吾、かばちゃんは蒼井翔太、うさぎちゃんは⼩澤亜李、ねこちゃんは⽔瀬いのり、きりんちゃんは東⼭奈央、わにくんは⽴⽊⽂彦、ひよこちゃんは間宮くるみと、個性豊かなキャストが集結。生き生きと動き回り、奮闘する「たべっ子どうぶつ」たちがどのような声で話しているのか、期待が高まる。