イタリア、ボローニャを代表する高級シューズブランド「ENZO BONAFE / エンツォボナフェ」から「BERING」の入荷です。
こちらの「BERING」は1920年代から30年代にカントリーシューズとしてスタイルの原型となったエプロンフロントダービー、Uチップデザインのドレスシューズです。
アッパーにはイタリアの名門タンナーBonaudo(ボナウド)社の最高品質のMUSEUM CALF(CORNOVAILLES)を採用。 MUSEUM CALFは職人の手作業による染色の工程を何度も繰り返すことによりできる、独特なムラ模様が特徴のレザーです。 ライニングにはフランスの名門タンナーDU PUY(デュプイ)社の最高級カーフライニングを使用し、製法はノルベジェーゼ製法を採用し手作業で掬い縫いを施しています。 ノルベジェーゼ製法はインソールに加工を施し、アッパーとインソールを掬い縫いした後に、補強のためアッパーとインソールを出し縫いし、インソールとアウトソール(本底)を出し縫いする非常に手間のかかる製靴方法です。 革中底は約4mmの厚口でコルクの役割も果たしており、厚口ですが、非常にしなやかなショルダー部分を使うことで屈曲性も良く、足馴染みが早いのも特徴です。
イタリア・ボローニャにあるエンツォボナフェのアトリエにて、パターン作成はエンツォ・ボナフェ氏の奥様が担当し、裁断をエンツォ・ボナフェ氏が行い、製甲(アッパー)、手作業でのつり込み、ハンマーラスティング、ノルベジェーゼ製法の掬い縫い、グッドイヤーウエルト製法の掬い縫い、本底加工、出し縫い、チャネルクローズ、ヒール加工、コバの処理、底仕上げ、アッパー仕上げと数多くの工程を熟練の職人達が50年以上という長い年月で培った技術を駆使し、作り出される最高品質のドレスシューズです。
made in italy(イタリア製)
素材 : Bonaudo Museum Calf Leather / Leather Sole / Norwegian Welted Process