多田神社は、1092年建立と伝わる、多田満仲を祀る神社。東京都中野区。
満仲は第56代清和天皇の子孫で、歴史上有名な源頼光の父にあたる。
孫の頼義が、前九年の役の後で大宮八幡宮を現在の杉並区に建立し、その子である義家が後三年の役の帰路、大宮八幡宮に神鏡を献上すると同時に、八幡宮に仕える人々が住んでいた雑色村に満仲の祠を建てたのが始まりとされる。
多田神社の本殿と拝殿を幣殿でつなぐ「権現造」の社殿は、1960年に改築されたもの。社殿に掲げられている「壇ノ浦合戦図」や「富士の巻狩図」の大絵馬は、中野区の有形民俗文化財に指定されている。
1件の開催中イベント