2014年9月27日(土)、28日(日)に行われた「ウルトラ ミュージック フェスティバル(ULTRA MUSIC FESTIVAL)」。このイベントの当日の様子を紹介する。
EDMの火付け役となった、世界最大級の野外フェス「ウルトラ ミュージック フェスティバル」は、1998年にマイアミで始まり、高層ビルを見上げる普段の生活圏のなかで、世界のトップDJたちが入れ替わり立ち代わり最高のプレイを披露するスタイルが特徴。
会場となったお台場の特設ステージには20〜30代の若者を中心に、ものすごい数の人々が集結。会場の外まで、熱気とウーハーの低音が溢れていた。海外ではファッショナブルな観客にも注目が集まるこのフェス。日本初開催だったにもかかわらず、会場はオシャレ好きの若者でいっぱい。中でも目立ったのは、ネオンカラーを取り入れたファッションだ。ソックスやスカート、トップス等、あちこちに蛍光色を取り入れ、会場を染上げていた。
また、ファッションプレスのページでも紹介した、本場マイアミのお洒落フェススタイルも。フラワークラウンを頭につけたり、ビジューブレスレットを“ジャラ着け”する、いわゆる“ヒッピースタイル”のコーディネートは特に人気で、定番ファッションとなっていた。他にも日本やアメリカ、スペインなど、各国のフラッグを持っていったり、フラッグ柄が入ったアイテムで、自分の国をアピールする“ナショナルルック”や、日本らしさを取り入れた、着物や法被をアレンジしたファッションも見られた。
そして注目のDJ陣たちの圧巻のプレイ。会場に訪れた4万人以上もの人々のテンションを極限まで盛りげ、疲れを感じさせず踊らせ続けた。特に1日目のハードウェル(HARDWELL)、スティーブ アンジェロ(Steve Angello)、2日目のアフロジャック(Afrojack)、そしてアクスウェル&イングロッソ(Axwell Λ Ingrosso)ら、世界最高峰のDJがまわした瞬間は、全観客のボルテージが一気に上がり、お台場全体が揺れるかのような熱狂ぶり。大歓声と爆音、最高のミックスが、東京の音楽シーンの歴史を確実に変えていた。最後には夜空に花火も打ち上がり、2日間に渡るミュージックフェスは、熱を冷まさぬまま幕を閉じた。
日本初開催となった今回の「ウルトラ ミュージック フェスティバル」。最高のDJとファッショナブルなオーディエンスが一体となって盛り上げる、他にはない都会型フェスは、来年もさらに注目を集めるに違いない。
【概要】
会場:TOKYO ODAIBA ULTRA PARK(お台場ULTRA JAPAN特設会場)
開催日時:2014年9月27日(土)、28日(日)
【出演アーティスト一覧】
HARDWELL / Afrojack / Steve Angello / Alesso / AXWELL Λ INGROSSO / FEDDE LEGRAND / W&W / Martin Garrix / KASKADE / Darren Emerson / FAR EAST MOVEMENT / JUST BE / MARK KNIGHT / NIC FANCIULLI / PIG & DAN / SUNNERY JAMES & RYAN MARCIANO / UMEK / Agent Smith / Ale Mora / ALYN / banvox / Brass Knuckles / BUGLOUD / CDLC Hizkia & wW / DAISHI DANCE / DEXPISTOLS / DJ AKi / DJ Gina Turner / DJ KIMKAT / Dj Mykris / DJ SHINTARO / DJ SOULJAH / DJ Unjin / DJ WILD PARTY / DJ YUMMY / Emufucka / Inquisitive / Junior / Royal / Justin Oh / KAKU / KEN ISHII / KENSHU KRYOMAN [DJ SET] / KSUKE / kz / m-flo [DJ SET] / Massive Ditto / MITOMI TOKOTO / Morgan Page / Nicole Chen / NIKKI / Q’HEY / Raiden / Remy Kersten / RioTGeaR / RYUKYUDISKO / SEKITOVA / SONPUB / TeddyLoid / TJO / TRESVIBES SOUNDSYSTEM / TWERK ‘EM ALL / VAN CLIFFE / XXX$$ / MASIA ONE
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