シアタープロダク(THEATRE PRODUCTS)が、東京ファッションウィークの期間中の2014年3月19日(水)、2014-15年秋冬コレクションをYoutubeの動画で発表。また22日(土)には渋谷パルコの4階にある「シアタープロダクツ渋谷パルコ」にて、コレクションの展示を行う。展示されるアイテムの一部はオーダーも可能だ。
今季のショーは、CMを中心に広告製作を手がける企業「TAIYOKIKAKU+SCHOOL」の古谷遙が、ディレクションを担当。テーマを「MENSWEAR」とし、公開されたムービーではウィメンズコレクションを着たメンズがランウェイを歩く様子を公開するというユニークな手法が取られた。全ルックは、ウェブサイト上のみで公開しており、特設サイトでは22日に、全ルックが解禁された。
※全動画は特設サイトで公開中
19日に公開された動画「RUNWAY 1」では、トレンチコートやダウンジャケット、モッズコートといったアウターにクロップド丈のパンツを合わせたメンズモデルたちのランウェイショーが流された。そのほかにも丸いフォルムのキルティングコートや、フードをインナーにしたムートンコートなども。またソファが描かれたニットのジップ付アウター、袖や襟をファーにしたブルゾンなど冬らしい温かみのある装い。
そして22日に公開された「RUNWAY 2」では今季のコレクションの世界観が明らかになる。メンズモデルたちは着ていたアウターを脱ぎ服を投げると、一人の可愛らしい女性の部屋に落ちる。女性はラーメン屋に行ったり、床屋に行ったり、ゲームセンターに行ったり……。ちょっぴり大き目サイズのアウターを着た彼女は、クラシックなロンググローブを着け、ヒールを履きあくまでフェミニンな印象。そう、今季は単なるメンズライクな服を提案するのではなく「男性の世界に興味を持った、女性」がイメージだ。
アウターの他にも、男性の強さをアニマル柄で表現しその上に、男の人の柄をプリントしたリラックスパンツやメンズシャツ、リバーシブルムートンのライナーベスト、ハンティング柄のTシャツなども登場。明らかにマニッシュな印象であるが、サイズはすべて“女性の思うメンズサイズ”のため、すべてレディースウェアなのだ。またユーモア溢れるアクセサリーは今季も展開。またメンズライクなアイテムだけでなく、ウールダブルフェイス素材のコクーンシルエットのコートドレス、鮮やかなパープルのセットアップなど、上品でありながらカラーやシルエットなどにこだわりを感じさせる。
またクレジットカードのピアスやアクセサリー、イヤホン型のラリエットなど、男性の持ち物を連想させるアイテムがユーモアたっぷりに生まれ変わった。
planner/director : Haruka Furuya (TAIYOKIKAKU)
DP : Hiroki Ando
producer : Shuhei Hosokawa, Koji Eguchi (TAIYOKIKAKU)
production manager : Yuna Takayama (TAIYOKIKAKU), Chiharu Naganuma (TAIYOKIKAKU)
lighting : Mitsutaka Mizutani
web design : Takashi Kamada (spfdesign Inc.)
photography : Takehiro Goto
recording : Ryota Fujiguchi
sound design by Shuta Hasunuma
total direction : THEATRE PRODUCTS
■2014-15 A/W “MENSWEAR”特設サイト
http://www.theatreproducts.co.jp/2014aw/
【イベント情報】
パブリックビューイング
日時:3月22日(土) 16:00~19:00
会場:2.5D(SHIBUYA PARCO Part 1-6F)
<ブランド公式HP>
THEATRE PRODUCTS OFFICIAL SITE
www.theatreproducts.co.jp