ミューラル(MURRAL)の2025年春夏コレクションから刺繍レースの新作ウィメンズドレスやセットアップなどが登場。中目黒で開催される予約制ストア「サロン・ド・ミューラル」では、2025年2月7日(金)から9日(日)まで販売される。
2025年春夏コレクションでは、ドイツの植物学者カール・ブロスフェルトによる植物図鑑「芸術の原型」からインスパイア。優雅さとどこか奇妙な佇まいを併せ持つ植物を、刺繍レースのモチーフやプリント、ディテールに落とし込んだ。
象徴的なのは、あえて曖昧なラインで植物柄を描く刺繍レースのドレス。石川県の高度な職人技と特殊な製造工程を掛け合わせ、3種の糸を使用して“花のようでありながら、花でない”植物の抽象的な絵柄を刺繍で表現している。つぼみのようなフォルムのケープショルダーもポイントだ。
マツムシソウ科の植物であるチーゼルをモチーフにした、グラフィックプリントのシャツやパンツもアイキャッチ。デザイナーの関口愛弓がアルコールインクの手法を用いて手描きで描いた絵柄があしらわれており、インクの広がりや色の濃淡が繊細な雰囲気を描き出している。
モヘア混サマーウールのセットアップは、フォルムに遊び心を投影。サイドに切込みを施し、裾に向かって広がっていくフォルムのジャケットは、図鑑で植物を拡大撮影する際に用いられるレンズをのぞく視点を造形で表現した1着だ。
また、スラックスは裾にボリュームを持たせ、つぼみのようなシルエットに。いずれも軽くドライな着心地で、通年着用できるのも嬉しい。
2月7日(金)より3日間開催される「サロン・ド・ミューラル」では、2025年春夏コレクションの新作を販売する他、定番のレースドレスや会場限定ナップバッグを販売。また、器や絵画、花などアーティストの作品を展示販売する、ギャラリー展示も同時に行う。それぞれの作品は2025年春夏コレクションのテーマである「SEEM(シーム)」を表現したものとなっており、アーティストごとに異なる様々な切り口の表現を目にすることができる。
【詳細】
ミューラル 2025年春夏コレクション 新作ウィメンズウェア
発売日:2025年1月23日(木)~順次
アイテム例:
・シームフラワー レースドレス 66,000円
・ディプサクス シャツ 40,700円
・ピープホール ジャケット 66,000円
・バッド スラックス 39,600円
■サロン・ド・ミューラル〈事前予約制〉
開催日時:
・2025年2月7日(金) 13:00~19:00
・2月8日(土) 10:00~19:00
・2月9日(日) 10:00~17:00
会場:レンタルスペースさくら(東京都目黒区中目黒2-5-28)
※予約はミューラル 公式サイトにて受付、完全予約制