2010年、村松祐輔と関口愛弓により「ミューラル(MURRAL)」がスタート。
ミューラルは、日本のウィメンズファッションブランド。デザイナーは、ともに杉野学園ドレスメーカー学院出身の村松祐輔と関口愛弓。
単に「服を着る」のではなく、「服を着た」という意識に変え、そこから生まれる新しい日常をテーマに掲げる。また、壁画のように空間を包み込める服というコンセプトもブランドネームに込めている。
代表アイテムは、オリジナルの刺繍レースを用いたアイテム。刺繍レースをフレームデザインで仕上げた「Framed flower」シリーズのドレスなどを展開しており、各シーズンのテーマを反映させた花のデザインを、繊細な刺繍で表現している。
2010年、デザイナーの村松祐輔と関口愛弓によりミューラルがスタート。オーダーメイドでの活動をベースにしつつ、2013年、年2回のコレクション形式へと発表形式を移行。
2016年8月、三越伊勢丹限定別注ライン「クロリ バイ ミューラル(COLORIS BY MURRAL)」の展開をスタート。「様々な日常に彩りを」をキーワードに、幅広いファンへ向けてアイテムを提案。ファーストコレクションでは、得意とするレースや鮮やかなカラーパレットを用いたブラウスやドレス、スカードなどを展開した。
2017年、AMAZON FASHION WEEK TOKYOに初参加。
2021年、3月と9月の2度にわたり、名古屋のセレクトショップ・ヘアサロン「ユルク(jurk)」とのコラボレーションによるカプセルコレクションを発表。
2022年、村松と関口がものづくりの姿勢に共鳴した職人とコラボレートするブロジェクト「ギフトコレクション(Gift Collection)」をスタート。第1弾では、京都の陶芸スタジオ「トキノハ(TOKINOHA)」と花器を製作した。
村松祐輔は、1986年生まれ東京都出身。一方で関口愛弓は、1986年生まれ群馬県出身。杉野学園を卒業後、ミューラルをスタート。2017年、AMAZON FASHION WEEK TOKYOに初参加。同年、TOKYO新人デザイナーファッション大賞を受賞。