タオ(TAO)は、コム デ ギャルソンが展開する日本のウィメンズブランド。
1981年、トリコ・コム デ ギャルソンがスタート。当初は川久保玲がデザインしていた。1987年よりジュンヤ ワタナベの渡辺淳弥がデザイン。2002年より栗原たおが「トリコ・コム デ ギャルソン」の担当に抜擢。2021年よりトリコ・コム デ ギャルソンのブランド名がタオ(TAO)となる。
栗原たお(Tao Kurihara)は、1973年、日本に生まれる。セントマーチンズでファッションを学ぶ。卒業後の98年、コム デ ギャルソン(COMME des GARCONS)に入社。2002年からコム・デ・ギャルソンのブランド「トリコ・コム デ ギャルソン」のデザインを担当。
2005年秋冬シーズン、栗原たおの名を冠したブランド「タオ コム デ ギャルソン(TAO COMME des GARCONS)」をスタート。パリにて最初のファッションショーを開催。コム・デ・ギャルソン社からデザイナー名がブランドとなったのは、ジュンヤワタナベ(渡辺淳弥)に次いで2人目。
2011年春夏シーズンをもってタオ コム デ ギャルソンが終了。デザイナーを務めていた栗原はそれまで兼任していたトリコ・コム デ ギャルソンのデザインに専念することになった。
2022年春夏コレクションよりトリコ・コム デ ギャルソンのブランド名を「タオ(TAO)」に変更。同シーズンよりジュンヤ ワタナベ・コム デ ギャルソンもジュンヤ ワタナベに改名した。