ベイシックス(BASICKS)は日本のユニセックスブランド。ブランドコンセプトは、「日常着の循環/アウトライン(輪郭)化」とした。
「Basicks」ブランド名はBasics(=基本)という意味から、”Basic”はスラングで格好悪いを意味し、Sickは格好良いという意味の両方を組み合わせた造語からきている。
ベーシックなデザインを元に、白のステッチワークで全て縫製、「循環/アウトライン化」することで日常着の中にデザインを可視化。「服、ファッション、デザインとは何か」を問いかける。
既存のデザインにもある白のステッチワークに輪郭という意味を持たせ、アートシーンの既製品の思想と同様に新しい価値観をつけ、いつの時代もトレンドやスタイルが変わろうとも「アウトライン」は変わらず循環するように提起。
創業者の森川マサノリ(Masanori Morikawa)は、1984年生まれ。シャルル アナスタスより独立した後、友人とファッションブランド「リブレゾン(LIVRAISON)」を設立。2009年に同ブランドを脱退。
2010年、2010年秋冬シーズンより自身のファッションブランド「クリスチャンダダ(CHRISTIAN DADA)」をスタート。
2011年6月に行われたMTV AID JAPAN AWARDのレディー・ガガの衣装を手がけ、紅白インタビュー衣装にも使用された。
2012年4月にはレディー・ガガ世界ツアーの衣装をアルマーニ以外のデザイナーとして初選出された。
2013年9月に初の直営店を原宿にオープン。2016年8月には南青山へ移転リニューアルオープン。2016年、パリコレクションの公式スケジュールでショーを開催。
2017年、森川マサノリが『東京喰種 トーキョーグール』にて劇中に登場するマスクや衣装をデザイン。同年、クリスチャンダダ トウキョウがリニューアルオープン。
2020年1月をもって、「クリスチャンダダ」を休止。2021年、新ブランド「ベイシックス」をスタート。