2010年、森川 マサノリがブランド「CHRISTIAN DADA」を設立。2020年1月をもって休止。
クリスチャンダダ(CHRISTIAN DADA)はデザイナー森川 マサノリが展開する日本のファッションブランド。ブランドのコンセプトは「アドレッセンス性を持ったプロダクトアウト」。単に服を『着る』というだけの概念にとらわれず、各個人のアイデンティティを1つのツールとして表現している。
創業者の森川マサノリ(Masanori Morikawa)は、1984年生まれ。シャルル アナスタスより独立した後、友人とファッションブランド「リブレゾン(LIVRAISON)」を設立する。その後、2009年に同ブランドを脱退。
2010年、2010年秋冬シーズンより自身のファッションブランド「クリスチャンダダ(CHRISTIAN DADA)」をスタート。2011年秋冬より単独ランウェイ形式にてコレクションを発表。
2011年春夏コレクションは「ネオ・カムデン」がテーマ。パンク、メタル、ゴス、エモ、ハードコアを愛するカムデンに住む架空の人々をフィーチャーしてコレクションを制作した。
2011年6月に行われたMTV AID JAPAN AWARDのレディー・ガガの衣装を手がけ、紅白インタビュー衣装にも使用された。
2012年秋冬より日本ファッションウィーク推進機構(JFW)に加入。
2012年4月にはレディー・ガガ世界ツアーの衣装をアルマーニ以外のデザイナーとして初選出された。
2013年9月に初の直営店を原宿にオープン。クリスチャン ダダの2014年春夏コレクションにて、ショーのフィナーレでアメリカのへヴィメタルバンド「KISS」が登場。
2016年8月には南青山へ移転リニューアルオープン。2016年秋冬コレクションではアラーキーとの世代を超えたコラボレーションを展開。
2017年、森川マサノリが『東京喰種 トーキョーグール』にて劇中に登場するマスクや衣装をデザイン。同年、クリスチャンダダ トウキョウがリニューアルオープン。
2020年1月をもって、ブランドを休止。デザイナーの森川は、新規事業に向けて準備を進めている。また、クリスチャンダダが今後継続する可能性もある。
尚、2019年6月にパリで発表した2020年春夏コレクションは生産をしないことに決定。南青山の直営店は、2019年12月22日(日)に閉店する。