2012年秋冬、創設者である金田淳一が自社のオリジナルラインとしてフィル ザ ビルをスタート。
デザイナーは金田淳一。服飾専門学校を中退後、企画生産会社にて数々のブランドの洋服を企画、生産。その後独立し株式会社BUG INDUSTRYを設立する。
フィル ザ ビルのコレクションは毎シーズンのテーマは掲げないが、デザイナー自身の経歴が生産側という事もあり、クオリティーには定評がある。
フィル ザ ビルとは、必要とされる物、要求を満たす、望みが叶うという意味。この時代に合った最良の方法を考え、この時代に合った最良の物を提供したいという思いと、生産工場、顧客、ブランド側、関係する全ての人達の望みを満たすブランドでありたいとの思いから、名付けられた。
フィル ザ ビルには、時代背景、テイスト、ジャンルといったコンセプトはない。スタンダードな洋服なので派手さには欠けるが生地、縫製、シルエットを追求する事で、自然と“良い雰囲気”になる物を提供する。着る人自身が洋服自体が出す雰囲気を感じれば、都会的にもなり野暮ったくもなる、その人自身が反映され、自由に思うがままに着られる洋服を目指す。