レブロン(REVLON)は、アメリカ発のコスメブランド。ネイル エナメルをはじめ、リップやアイ、フェイス用のコスメアイテムを展開。

レブロンという社名には、2人の男性の情熱と貢献が秘められている。創立者であるチャールズ・レブソン(REVSON)という名に、ネイルエネメル開発に貢献した科学者、チャールズ・ラックマン(LACHMAN)の頭文字である「L」を入れ「REVLON」という社名ができあがった。「女性の憧れを商品にする」という企業理念がレブロンを、ファッション界も巻き込む美のリーディングカンパニーに育てた。

この企業理念はファッション界からも支持され、ファッション・リーダーとしての地位を揺るぎないものにした。ビル・ブラス、ピエール・バルマンなど、現代ファッション界の基礎を創ったトップデザイナー達が、自分の名前を付けたレブロン商品を競って提案。さらに、世界のファッショントレンドを左右する「インターカラー協会」の有力メンバーに。ファッション界との強いパイプラインを持つレブロンが発表するメイクアップカラーやパターンは、まさにそのシーズンのファッションそのものであるといえる。

現在、レブロンはニューヨークに拠点を置き、150ヶ国以上の販売ネットワークを通じて、「より美しく」と願う世界中の女性のために「美と喜び」を届け続けている。

レブロンの中で人気ナンバー1を誇るのは、「レブロン カラーステイ メイクアップ N」。”24時間落ちない”・くずれないロングラスティングな処方と、軽やかで伸びの良いつけ心地が魅力だ。

また、レブロンではポリシーとして、1989年から現在に至るまで、動物実験は行われていない。製品はすべて適用可能な最新技術を用いた方法で総合的にテストし、革新性だけでなく使用上の安全性も確保している。

1932年、チャールズ・レブソンは、世界で初めて、色彩豊かなネイル エナメルを開発。色鮮やかな発色と色持ちの良いネイル エナメルは人気を博し、続いてネイル エナメルと同じカラーの口紅を開発。“唇と指先の調和”という新しいファッションで女性の心を魅了し、大ヒットをおさめた。

戦時中には、兵士たちのために救急箱や、染色マーカーを製造。そして戦後、マニキュアやペディキュア用器具の製造を開始。

1970年代、働く若い女性をターゲットにフレグランス「チャーリー」を発表。70年代半ばには、世界No.1のフレグランスとなる。

1985年、マックアンドリュー＆フォービス傘下に。

1987年、「アルメイ」がレブロンのラインナップに加わる。

1990年代、「カラーステイ」シリーズの第1弾として、色移りしにくいリップスティックを発表。カラーコスメティック市場のマスプロダクト部門においてNo.1の地位を確立。