1870年、「ヴァセリン(Vaselin)」がスキンケアブランドとしてアメリカで誕生。
ヴァセリン(Vaselin)は、アメリカ生まれのスキンケアブランド。現在は、世界90カ国以上で展開してる。
ヴァセリンは、1859年、当時22歳だった化学者ロバート・チーズブローが、石油の精錬の副産物に着目し研究を開始したことから始まる。1865年、5年以上の研究期間を経て、ヴァセリンのアイコン製品「ヴァセリン オリジナル ピュアスキンジェリー」のもととなるペトロリュームジェリーの蒸留・精製工程を独自に完成させ、特許を申請。
1870年、「ペトロリュームジェリー」の実演販売をアメリカ・ニューヨーク州で開始。1972年には「ヴァセリン(Vaseline)」で商標登録を行った。
2年後となる1974年になると、「ヴァセリン(Vaseline)」は全米で1分に1個のペースで販売されるほど人気に。瞬く間にナショナルブランドへと成長する。
1920年代に入ると、ヴァセリンのアイコン製品「ヴァセリン オリジナル ピュアスキンジェリー」を軸に数々の新製品を開発。
1943年、第二次大戦中は、ヴァセリン製のガーゼが火傷などの治癒に優れた効果があると評価され、アメリカ軍の重要品目として取り扱われる。
アメリカのみながず世界進出した「ヴァセリン(Vaselin)」は、2005年には全世界のどこかで39秒に1つ売れるグローバルブランドに成長。
ヴァセリンのアイコン製品「ヴァセリン オリジナル ピュアスキンジェリー」最大の特徴は、高い保湿力。ピュアスキンジェリーが肌表面をコーティングして、内側の水分を逃さないため、うるおいが長く続く。その保湿力は、木の葉すらみずみずしく保つといわれている。また、マルチな使い方も特徴的。唇、顔、手、足など全身の乾燥が気になるポイントケアとしてはもちろん、靴擦れ予防や荒れがちな鼻まわりのケア、赤ちゃんの肌ケア、衣服の摩擦によるスレの防止などでも活躍する。
現在、「ヴァセリン オリジナル ピュアスキンジェリー」は、持ち運びに便利なミニサイズから大容量サイズまで、様々なサイズで国内で展開。また、ほんのりピンクに色付く、唇に特化した「ヴァセリン リップ ロージーリップス」や、甘い香り付きの「ヴァセリン リップ クレームブリュレ」など、様々な個性を持ったシリーズ製品も登場している。
リップだけでなく、ボディに特化したボディローションやクリーム、ハンドケアに特化したハンドクリームもラインナップ。
2019年8月には、口紅に負けない発色を楽しめるティントリップ「ヴァセリン モイスチャーティント」と、リップ美容液「ヴァセリン リップセラム」が発売。