1983年、京都にて「俄」設立。
NIWAKA(俄/にわか)は、日本のジュエリーブランド。1200年の歴史をもつ京都の歴史や伝統、自然豊かな四季のある風土、様式美を伝える建造物や庭園、古くより親しまれてきた文様や装飾をインスピレーションとし、日本の美意識を伝えるジュエリーを展開している。コレクションには、花麗(HANAURARA)、八重霞(YAEGASUMI)、京小路(KYOKOMICHI)、叶(KANO)、初桜(UIZAKURA)など、日本の美しい情景と想いが込められた名前がつけられている。
1つ1つのコレクションは、職人の高い技術とテクニックによって生まれる。どの角度から見ても美しくあるよう緻密に設計され、細部に至る丁寧な仕上げが施されたNIWAKAのジュエリーは、身に着ける人の美しさを引き立てる。特にダイヤモンドの輝きにはこだわり、厳格な基準を経て、高品質で輝きのいいものだけを選別している。さらに、輝きを最大限に生かせるよう、大きさから配置、角度まで精密にデザインされている。
また、失われつつある日本古来の技術や文化の継承、後継者育成にも力を注いでいる。江戸時代の伝統的な彫金技術を受け継いだ職人を迎え入れ、舞妓が身に着ける帯留め「ぽっちり」の制作なども行う。
過去には、米国のアカデミー賞、ゴールデングローブ賞やグラミー賞などの授賞式やレッドカーペットでハリウッドの女優やアーティストに着用され、NIWAKAのジュエリーは海外でも高い評価を得ている。
2009年、京都に新社屋および本店をグランドオープン。モダンでありながら日本の伝統をイメージさせる建築は、安藤忠雄建築研究所が手掛けた。
2020年には世界展開を視野に入れたコンセプトストアとなる大型旗艦店を、東京・銀座にグランドオープン。銀座二丁目の銀座柳通りに面した店舗は、5フロア、総面積724㎡(219坪)の国内最大規模で、ファッションジュエリー、ブライダルジュエリー、ハイジュエリーを揃える。