2008年春夏シーズン、冨田靖隆が「ディクショナリー」をスタート。2016年頃よりブランド活動を休止している。
ディクショナリー(dictionary)は日本のファッションブランド。ファッション&ライフスタイルをブランドの軸としてアパレルとファッション性の高いインテリアプロダクトの双方の融合。アパレルブランドとしては終わらない、日常生活シーン全般から発信する物作りを展開している。
何らかの物事に対する引用や手引きはデザインをかたちに表現する上で不可欠であり、原点。その原点である行為に因んだ物として”辞書(dictionary)”をブランド名とした。
デザイナーの冨田靖隆(yasutaka tomita)は1976年生まれ。アメリカでアートを学んだ後、1995年エスモードジャポンに入学。1996年にシャンブル・サンディカル・ド・ラ・クチュール・パリジェンヌ校へ編入。
2001年、アパレルメーカーで出会った中山路子とモスライト(MOSSLIGHT)を設立。2005年、パリにて展示会を開催。コンバースをリメイクしたバレリン・コンバースが話題となった。音楽、アートなどからインスピレーションを受け、ジャーナリストからはウェアだけではなく、アクセサリーなど幅広くその才能を評価された。
2007年、2007年春夏シーズンまで活動し、モスライトを解散。その後、冨田靖隆は「ヤスタカ・トミタ(yasutaka tomita)」を立ち上げる。ファーストシーズンよりパリと東京にてコレクションを発表。
2008年春夏シーズンからレデイースウエアー、アクセサリー雑貨を展開するファッションブランド「ディクショナリー(dictionary)」をスタート。なお中山路子も自身のブランドとして、2007年秋冬からミュベールをスタートしている。
2012年、新ライン「ノット(KNOT)」をスタート。
2016年より「ディクショナリー」の活動を休止している。